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栃木vs秋田の見どころ:前節の教訓を生かしたい栃木。ポイントはロングボール対応と“その後”

  • FIy999 2024/08/16 02:39
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明治安田J2第27節、18位・栃木のホームに10位・秋田が乗り込む一戦。


栃木は中断期間が明けてから2試合連続でアウェイゲームを戦い、前々節は熊本に2-0で快勝したが、前節は上位につける山口に3-4で敗戦した。


その山口戦では、柏から新たに加入した山本 桜大が栃木デビュー戦で初ゴールを決めるなど、チームとして3ゴールは上々の出来だが、一方で不安定だったのは4失点の守備面。試合後に小林 伸二監督が「もう一度修正する必要があると思います」と話していたとおり、今週は守備面の練習に多くの時間を割いている。


今節のポイントは、秋田のロングボールをいかに守備陣が処理できるかだろう。山口戦でも相手のロングボールに集中して対応できていたが、セカンドボールが拾えなくなると徐々に押し込まれて劣勢に陥った。同じような展開になれば、秋田は力を発揮する。


そうならないためには、競り合いを五分以上に持っていき、セカンドボールをいかに拾えるか。そして、拾ったボールをいかにつなげるかがポイントになりそうだ。ボランチの神戸 康輔も「サポートの質と準備が大事になると思います」と語り、マイボールの時間をいかに増やせるかに重きを置いている。


栃木は秋田にリーグ戦3連敗中。3月の前回対戦では0-3の完敗を喫している。難敵をホームで退け、降格圏を脱出できるか。今節と次節のホーム連戦で勢いをつけたいところだ。


一方の秋田は前節、ホームに19位の鹿児島を迎え、秋田らしい前への圧力を前面に押し出した戦いでゲームを支配。佐藤 大樹が後半開始早々に先制ゴールを奪うと、前半にPKを失敗していた青木 翔大も得点を挙げ、2-0で快勝した。


吉田 謙監督は試合後、「“魂際”、切り替え、走力の強度を落とさずに、気持ちを込めて選手たちは戦ってくれました」と選手たちの姿勢を評価。これまで秋田は夏場の戦いを課題にしてきたが、中断明けは退場者を出して敗れた前々節・いわき戦も含めて、前への推進力がある、非常に力強い戦いを見せられている。今夏に東京Vから期限付き移籍で加入した河村 慶人も早々に“吉田サッカー”にフィットし、存在感を示している。


このままこの戦いぶりを継続できるか。秋田は今季一度も連勝がなく、今節で初の連勝をつかみにいく。

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