トッテナムは、FWドミニク・ソランケの獲得に迫っているようだ。

昨季就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下、プレミアリーグを5位で終えていたトッテナム。トップ4フィニッシュを目指す新シーズンだが、日本や韓国へのツアーを行い準備を整えている中、ここまで補強はアーチー・グレイとルーカス・ベリヴァルの2人の18歳の獲得にとどまっており、以前からストライカー獲得の必要性が指摘されていた。

そしてトッテナムは、新ストライカーの獲得に迫っているようだ。『The Athletic』によると、昨季プレミアリーグで19ゴールを奪ったソランケの移籍について、ボーンマスと最終調整に入っている模様。2029年まで契約を残すソランケの契約解除金は6500万ポンド（約122億円）に設定されており、ボーンマス側はクラブ史上最高額での売却に合意しているという。

また同メディアによると、2019年にソランケをボーンマスへと放出したリヴァプールは、20％の再販売条項を結んでいた模様。そのため、トッテナムが契約解除金満額を支払った場合、リヴァプールは最大900万ポンド（約17億円）を受け取ると伝えられている。

なお、ソランケ本人はすでに個人条件面でも合意しており、移籍を熱望しているとのこと。ポステコグルー監督は以前、「重要なのはどんなストライカーを獲得するか。ご存知の通り我々は特定のプレースタイルで戦っている。その形に合うようなストライカーを要求しているんだ」と話していたが、新シーズンは26歳FWがチームの前線を牽引することになるかもしれない。