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磐田0-3鳥栖

  • kicker 2024/05/12 06:13
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磐田はリカルド グラッサが出場停止、ジャーメイン 良とGK川島 永嗣が負傷で欠場。攻守の要を欠いた中、GK坪井 湧也、小川 大貴、石田 雅俊が今季リーグ戦初先発を飾り、U-23日本代表帰りの鈴木 海音が先発に復帰した。


対する鳥栖は、原田 亘が出場停止となる最終ラインに上夷 克典と丸橋 祐介が先発復帰し、前線では横山 歩夢が明治安田J1第4節・C大阪戦以来の先発を飾った。


磐田は立ち上がり、トップ下の石田が鳥栖のDFとMFのライン間でボールを引き出し、リズムを作る。5分にはペナルティーエリア手前のそのスペースでボールを受けると、自らシュートまで持ち込む積極的なプレーを見せる。さらに、ビルドアップに関わるところでは、平川 怜やマテウス ペイショットとのパス交換から左サイドへ展開し、相手のプレスを裏返すポイントになった。


ただ、試合の流れは鳥栖に傾き始める。19分にディフェンスラインの背後に抜け出した富樫 敬真が中央へ折り返して決定機を作るが、ここは磐田の鈴木がなんとか足に当ててシュートを打たせない。


その後、33分に磐田はCKの流れから松本 昌也のシュートがゴールに吸い込まれたが、GK朴 一圭の手前にいた松原 后の位置がオフサイドでノーゴール。37分には、小川の縦パスを受けた平川がプレスバックしてきた相手を外し、右足でコースを狙い澄ましたシュートを放つ。しかし、クロスバーに阻まれてチャンスを仕留め切れない。


ピンチを逃れた鳥栖は前半終了間際、ドリブルで持ち運んだ横山が鋭いクロスを送る。飛び込んだ富樫をマークしていた鹿沼 直生がクリアし切れず、オウンゴールという形で先制点を奪った。


リードを許した磐田は、ハーフタイムで平川に代えて古川 陽介を投入し、古川の打開力を生かす攻撃の形にシフトする。そこから押し込む展開が増え、54分にはCKから決定機を迎えたが、マテウス ペイショットと鹿沼が立て続けに放ったシュートは、ゴールカバーに入った河原 創にストップされてしまう。


その4分後、鳥栖に決定機。マルセロ ヒアンがロングボールに抜け出すと、坪井との1対1を冷静に沈め、リードを2点に広げた。


さらに厳しい状況に立たされた磐田は、60分にブルーノ ジョゼと西久保 駿介を、71分には藤川 虎太朗を投入。より攻撃的なカードを切るが、良い形でシュートまで結びつけられない。


すると、77分に横山の滞空時間のあるクロスを前に出てキャッチしようとした坪井がこぼしてしまい、こぼれ球を途中出場の長沼 洋一に沈められて0-3に。


その直後に松原のクロスを収めたマテウス ペイショットが反転して放ったシュートがゴールに吸い込まれたが、これはハンドでノーゴール。後半アディショナルタイムにはマテウス ペイショットの落としたボールを古川が狙うが、このシュートも朴に阻まれて決まらず、最後まで反撃を実らせることができなかった。


磐田の反撃をシャットアウトした鳥栖が4試合ぶりに白星。一方、磐田は「われわれがしっかりとやらなければいけない部分が足りなかったことで苦しい展開になってしまった」と、内容にも課題を残す痛恨の敗戦を喫した。

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