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UEFAチャンピオンズリーグ バルセロナ 1:2 モナコ: ミス、レッドカード、試合後の評価について

  • 毎日のユーロサッカー 2024/09/20 05:45
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が19日に行われ、モナコ(フランス)とバルセロナ(スペイン)が『スタッド・ルイ・ドゥ』で対戦。退場者が出たバルセロナをモナコが2-1で下し、開幕白星スタートを切った。


 試合の流れを決定づけるシーンは、前半立ち上がりの10分に訪れた。バルセロナのドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのショートパスを読んだ日本代表MF南野拓実が鋭い出足を見せ、スペイン代表DFエリック・ガルシアからボールを奪取。南野はファウルを受けてシュートを打てなかったが、南野を倒したE・ガルシアは決定機阻止でレッドカードを受け、一発退場となった。数的有利な状況を手にしたモナコは、16分に元U-21フランス代表MFマグネス・アクリウシェが先制弾をマーク。28分にはスペイン代表FWラミン・ヤマルの個人技に屈して同点に追いつかれたが、後半も終盤に差し掛かろうかという72分にカウンターから元U-16フランス代表経験のあるFWジョージ・イレニヘナが決勝ゴールを決め、ホームでバルセロナを2-1で下した。


 試合後、敗戦のきっかけとなる退場劇に関与したテア・シュテーゲンとE・ガルシアには、スペインの首都系メディアを中心に厳しい評価が並んだ。スペイン紙『マルカ』は「テア・シュテーゲンのパスミスを眠っていたE・ガルシアがコントロールできず」と失点シーンを振り返り、「ミナミノにボールを盗まれた」と南野の抜け目のないプレーについても言及した。


 また、スペイン紙『アス』は「テア・シュテーゲンの誤った判断で、E・ガルシアは極限状態の中で窒息させられた」と、主に守護神の判断ミスを指摘。また、E・ガルシアが9分32秒で退場したことにも触れ、「これはCLにおけるバルセロナ史上最速の退場だ」と伝えている。


 バルセロナを率いるハンジ・フリック監督がチャンピオンズリーグ(CL)初戦を振り返った。19日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。


 ラ・リーガでは開幕5連勝と波に乗っていたものの、CLでは黒星スタートとなったバルセロナ。今シーズンの公式戦初黒星を喫したフリック監督は「モナコは非常に良かったし、勝利に値する」と前置きした上で、「我々は情熱を持って守り、コンパクトさを保つよう努めていた。いくつかのミスもあったが、チャンスも作れていた。最初の10分間でレッドカードが出て、試合が完全に変わってしまった」と序盤に数的不利となったことを嘆いた。


 一方で「我々はチームとして守り、チームとして攻撃していた。ポジティブな面も見られた」ともコメント。週末に控えるラ・リーガ第6節のビジャレアル戦や今後のCLリーグフェーズでの戦いに向けた切り替えの必要性を強調した。


「特に心配はしていない。我々はこの試合を分析しなければならないし、それが監督としての私の仕事だ。選手は不満だったかもしれないが、チームとして立ち直る必要がある。日曜日には試合があり、ベストを尽くしてチームのために戦わなければならない。我々はさらに強くなるだろうし、CLのリーグフェーズは7試合も残っている。この大会でプレーするための十分な力は持っており、目標を達成することは可能だろう」

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