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【新潟】DF森璃太がＪ３福島に育成型期限付き移籍　“越後の韋駄天”が武者修行へ

  • 天使の翼 2024/08/16 07:14
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アルビレックス新潟は16日、DF森璃太（22）がJ3福島ユナイテッドFCに育成型期限付き移籍することを発表した。期間は8月16日～25年1月31日まで。クラブハウスで取材に応じた森は、「3日前ぐらいにオファーを頂いた。悩んだがプロである以上、試合に出てチームに貢献したい、自分の価値を見いだしたいと思い、チャレンジすることにしました」と決断の理由を語った。


　早大から今季新加入の森は両サイドバックでプレー可能。ケガの離脱もありリーグ戦は出番がなかったが、ルヴァンカップ2試合に出場していた。


　福島の寺田周平監督（49）は、出身クラブであるJ1川崎フロンターレの下部組織時代に指導を受けた恩師。「自分の武器であるクロスだったり、最後の部分のクオリティーで力を貸してほしいと言われた」と明かし、「福島は新潟と同じようなポゼッションスタイル。自分自身の成長につながるし、うまくフィットできると思う」と話した。


　移籍の決断に松橋力蔵監督（55）やスタッフ、チームメートから「頑張ってこい」と背中を押された。「リキさん（松橋監督）や強化部の方からは試合でしか得られないものは必ずあるし、その中で成長する部分は大きいという話しをもらった。どう自分を表現していくかを考え、覚悟を持ってプレーしたいです」と決意する。


　チーム1のスプリント力を持つスピードスター。「新潟で活躍できなかったふがいなさと、サポーターに申し訳なさがあるが、福島での活躍が恩返しになると思うので頑張って来ます」。“越後の韋駄天（いだてん）”が福島で力を伸ばし、さらにビッグになって戻って来る。

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