セリエAインテル・ミラノ、アーセナルの冨安獲得に興味　海外報道

イタリア1部リーグのインテル・ミラノは、夏の移籍市場でも興味を示していたイングランド1部リーグのアーセナルの日本代表DF冨安健洋を1月の移籍市場で獲得すべく注視していると、英メディア「TBR」が報じた。

インテル・ミラノは、シモーネ・インザーギ監督と合わないドイツ人DFヤン＝アウレル・ビセクの代わりとして、冨安の獲得を狙っていると報じられている。冨安は現在負傷で欠場しており、今シーズンはまだ公式戦に出場できていない。

アーセナルは冨安に1260万ポンド（約23億円）を提示しているとされ、買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得するよう説得できるかもしれないと言われている。しかし、ミケル・アルテタ監督が彼を高く評価しているため、チームは冨安を手放したくないとされ、「アルテタ監督がこの条件に満足することは想像の範囲内だが、そうではないようだ」としている。

一方、アーセナルの1月の優先事項は、チームの弱点であるスペシャリストの9番を獲得することだと報じられている。もし冨安を売却できれば、スポルティングCPのエースであるスウェーデン代表ストライカーのビクトル・キエケレス、またはより安価な2500万ポンド（約46億円）のカナダ代表ストライカーのジョナサン・ダビドをフランス1部リーグのリールから獲得する可能性が高まる。

インテルには長らく日本代表DF長友佑都がいたが、それ以降日本人選手はいない。イタリア1部リーグのボローニャで名を馳せた冨安は、イタリアに戻ってくるのだろうか。