日本vsバーレーン 試合前日の森保一監督、MF遠藤航会見要旨
- 市の南1991 2024/09/10 02:29
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10日の北中米W杯アジア最終予選でバーレーン代表と対戦する日本代表が9日、試合会場のバーレーン・ナショナル・スタジアムで公式会見を行った。森保一監督とMF遠藤航(リバプール)が出席した。
以下、森保一監督、遠藤航の会見要旨
●森保一監督
「明日の試合についてだが、第1戦で国内で戦った後、こちらにすぐ移動してきて、時差、気候の違い、特に暑さという部分では暑熱対策、暑熱順化という部分でコンディション的にしっかり上げていかないといけないところを選手たちが非常に高い意識を持って、試合に向けてコンディションを上げるため、いい準備をしてくれた。明日の試合は完全アウェーの難しい戦いになると思うが、我々が持っている力を最大限に出せるように勝利を目指して戦いたい」
●MF遠藤航
「暑さ対策の面でもいい準備ができたと思うので、明日はしっかりと100%チームとして勝つためにプレーしたい。アウェーの地で間違いなく難しい試合になると思うが、前回同様にいい入りをアウェーの地でもして、90分通してスキなく、勝利を目指して戦いたい」
―(森保監督へ)2次予選は2試合目に大幅にメンバーを入れ替えて戦術の浸透を図っていたが、最終予選ではどのように起用を考えているか。
「勝つために、そして我々のチームのレベルアップのために選手起用、戦術の幅を広げながら戦っていくことは可能な限りこれからもやっていきたいと思っている。明日の試合に関してはこれからトレーニングを見て、チームとしてどういう起用がベストなのかを考えて選手たちを送り出したい」
―(森保監督へ)W杯優勝を目指すのであれば予選突破が決まっていない状況でターンオーバーをして勝つことも必要だと考えるが、どのように考えるか。
「W杯優勝というのを日本サッカーで目指している中で、チームとして共有しているところは高い目標、志を持ちながらも目の前の一戦に勝っていくところ、一戦一戦を積み上げて前進していくところをやっている。まずはアジアで勝っていくため、勝つ可能性、アジア予選を突破する可能性が高くなるようにトライしていきたい。ただ日本代表として選手層の幅を広げる、強化するところはやっていかないといけないので、そこにもできる限りトライしていきたい」
―(遠藤へ)よくCKから得点を取っているが、セットプレーの密集の中で高い確率でシュートを枠に飛ばせている要因は。
遠藤「チームとしては日本だけじゃないし、バーレーンもそうだと思うし、世界的に見てもセットプレーの重要性は理解してそれぞれやっていると思う。中国戦ではそれが日本が上回れた結果、点が取れたと思う。そこは引き続き準備することが大切。個人的なところでは背が高くないけど、高い選手が高い選手に着くぶん、自分はマークが緩くなるという部分もあるし、駆け引きのところも、入るタイミング、空間認知力は個人的なところで言うと、セットプレーの中に入る能力があると思っているのでそれをチームとして生かしていければと思う」
―(現地記者から森保監督へ)バーレーンの気候に関しての感想は。
森保監督「とても暑く、湿度も高いと思っている。しかしながら日本も夏の時期は気温が高いところでは似ているところがあるかもしれない。でもバーレーンのほうがより暑いと感じている」
―(現地記者から森保監督へ)バーレーンが初戦でオーストラリアに勝ったが、どのような感想を持っているか。またゲームプランを変えて臨むか。
森保監督「我々がバーレーン戦に対して何か準備を変えたと言うことは特にない。というのもバーレーンは元々力があるチームだと思っているし、アジア杯では勝たせてもらったが、力のあるチームが、新たな監督のもと、戦術的に攻撃も守備も強固な規律の中で戦えるところを見てきたので、バーレーンに対するリスペクトや警戒は変わっていない。オーストラリア戦についてはバーレーンがその試合に向けて、非常にフィジカルコンディション的にも戦術的にもいい準備をして戦っているな、自信を持って戦っているなと感じた」
―(現地記者から森保監督へ)バーレーンはこのグループで何位に入ると予想しているか。
森保監督「バーレーンが何位に入るかは明確にお答えすることはできないところもあるが、初戦を見る限り、ストレートでこのグループを突破するだけの力がある、トップグループに位置する力があると思っている」
―(現地記者から遠藤へ)中国戦に7-0で勝利したが、バーレーン戦も攻撃的なサッカーをするか。
遠藤「それが日本の目指すサッカーなので、対アジアだけでなく、世界の相手にも攻撃的なサッカーをしたいと言うのが前回のW杯後の僕らの一つのテーマ。それを変わらずに明日の試合でも存分に出していきたい。明日の試合でバーレーンがどう出てくるかはわからないが、お互いに攻撃的なサッカーでやるなら非常にエキサイティングな試合になる。その中でも日本はこのアウェーの地でも勝利を目指してやっていきたい」
―(遠藤へ)オーストラリア戦のバーレーンにどのような印象を持ったか。
遠藤「90分間は見ていないのでなんとも言えないが、まずはオーストラリアに退場者が出て、その中でもバーレーンが非常にしたたかに、最後に点を取りにいくところを目指して戦ったと思う。ポゼッション率はオーストラリアが上回ったが、我慢強く戦いながら僅差で勝つことを目指すというのは明日も予想できる。相手がホームでより攻撃的にくることも予想できるが、間違いなく力のあるチームだとは思うし、難しい試合になると思うが、その中でも勝利を目指したい」
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