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J2 千葉vs鹿児島:決勝点は指揮官が重要性を説いてきた形から。千葉がリベンジとPO圏浮上を果たす

  • FIy999 2024/07/01 02:20
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JリーグYBCルヴァンカップを合わせて今季三度目の対戦となる千葉と鹿児島が、フクダ電子アリーナで激突した。


立ち上がりは千葉が勢いを持って攻撃を仕掛ける展開が続いたが、10分に千葉陣内でボールを奪った流れから藤村 慶太がわずかに枠の左に外れる惜しいシュートを放つと、鹿児島ペースに。そしてその流れを鹿児島はしっかりとつかんだ。


16分、スローインから左サイドを崩すと、福田 望久斗がグラウンダーのクロスを送る。これをファーサイドの圓道 将良が折り返してニアサイドで藤本 憲明がつぶれ、クロスを入れてから中央に入っていた福田が押し込んで先制に成功する。


その後も鹿児島がペースを握り、千葉はなかなかゴール前までボールを運ぶことができなかったが、こちらは一瞬のスキを逃さなかった。


37分、ハーフウェーライン付近で相手が滑ったことを見逃さずに小森 飛絢がボールを奪う。そこから、最後は小林 祐介がペナルティーエリアのやや外から左足で放ったシュートを、ゴール前でフリーになった田口 泰士が右足バックヒールでコースを変えてゴール。芸術的なシュートで鹿児島ゴールを割り、同点に追いついた。


後半は両チームともにゴールを目指しつつ、鹿児島がやや攻勢に出る流れとなったが、2点目が生まれたのは千葉の小林 慶行監督が暑さの中での重要性を説き続けてきたセットプレーからだった。


67分、CBながらCKのキッカーを務める佐々木 翔悟がゴール前に送ったボールを、同じくCBのメンデスがヘディングで合わせ、ゴール左に叩き込んだ。


以降は1点を追いかける鹿児島ではなく、千葉が一方的に攻める展開が続く。鹿児島も選手交代を使いながら反撃を試みたが、87分に藤村が放った強烈なミドルシュートはGK藤田 和輝に防がれるなど2点目は奪えず、試合終了。千葉が敗れた過去2戦の雪辱を果たし、6位に浮上。明治安田J2第3節終了時以来、4カ月弱ぶりにJ1昇格プレーオフ圏内に入った。

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