プレミアリーグ第4節、サウサンプトン対マンチェスター・ユナイテッドが14日に開催された。

開幕3連敗のサウサンプトンが、同1勝2敗のマンチェスター・Uをホームに迎えた。前節にプレミアリーグ初ゴールを挙げた菅原は開幕4試合連続で先発し、右ウイングバックのポジションでラッシュフォードとマッチアップした。

序盤の7分にボックス右からディブリングがGKオナナのファインセーブを強いるゴール左へのシュートを放ったサウサンプトンに対し、マン・Uは16分にチャンス。ボックス右からエリクセンがゴール前にボールを折り返すと、正面のザークツィーが足を伸ばして合わせる。しかし、これはGKの正面を突いた。

そんな中、サウサンプトンは32分にボックス右で仕掛けたディブリングがダロトに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーを務めたアーチャーがゴール左に蹴ったシュートはGKオナナにストップされ、先制の絶好機を活かすことができない。

すると、35分に先手を取ったのはマンチェスター・Uだった。ショートコーナーからボックス左手前のブルーノ・フェルナンデスが入れたクロスに正面のデ・リフトがヘッド。デ・リフトの移籍後初ゴールにより、マンチェスター・Uが先制する。

これで勢いに乗ったマンチェスター・Uは続く42分、再びCKの流れからボックス左手前のラッシュフォードがカットインシュート。インスウィングに巻いたコントロールシュートをゴール右に沈め、ラッシュフォードの今季初ゴールで2-0として試合を折り返した。

迎えた後半もマンチェスター・Uが主導権を掌握する。リスクを冒さずに隙を見て追加点を狙うマンチェスター・Uは、ラッシュフォードがGKのファインセーブを強いるミドルシュートを放つなど試合を優勢に進める。

その後、新戦力のウガルテをデビューさせたマンチェスター・Uは、79分にスティーブンスがガルナチョへの危険なタックルで一発退場となって数的有利を手にすると、アディショナルタイムには途中出場のガルナチョがダロトの折り返しに合わせてダメ押し弾。3-0の完封勝利で今季2勝目を挙げた。一方、サウサンプトンは泥沼の開幕4連敗に。菅原はフル出場した。