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「キャリアを続けたいのか自問自答を」フリー続くマルシャルにプティが言及…新天地候補はギリシャかブラジル?

  • 毎日のユーロサッカー 2024/09/14 09:37
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アントニー・マルシャルは、マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)退団後にフリーの状況が続いている。フランス代表OBエマニュエル・プティ氏は、新天地が決まらないFWアントニー・マルシャルについて語った。


2015年に19歳でマンチェスター・ユナイテッドへ加入し、初年度でプレミアリーグ11ゴールを決めるなど大きな期待を集めたマルシャル。しかし近年は度重なるケガやコンディション不良、序列の低下に苦しむと、昨季限りで9年間所属したクラブを退団している。


マルシアルの最近のキャリアは大きな変化を遂げた。2024年夏、彼はマンチェスター・ユナイテッドとの9年間の協力関係の終了を正式に発表し、フリーエージェントとなった。2015年にモナコから加入して以来、マルシアルはマンチェスター・ユナイテッドで317試合に出場し、90ゴールを記録している。かつては素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、近年は怪我に悩まされ、調子が落ちている。昨シーズンはマンチェスター・ユナイテッドでわずか19試合に出場し、2ゴール1アシストの貢献にとどまった。


そんな28歳FWだが、欧州主要リーグの移籍市場が閉幕した現在もフリーの状況が続いている。イギリス複数メディアはAEKアテネ(ギリシャ)やフラメンゴ(ブラジル)などの関心を伝えている一方で、ヨーロッパ主要リーグのクラブからはオファーがないと報じていた。そしてプティ氏は『talkSPORT』で、マルシャルについて語っている。


「彼がサッカー選手として、最後にピッチでまともなパフォーマンスを見せた時が思い出せない。自問自答する必要があるかもしれないよ。『キャリアを続ける意志はあるのか?』とね。ここ数年は、ピッチ内外で非常に苦しんでいたように思う」


「毎朝トレーニンググラウンドに良いメンタリティで来て、常にベストを尽くそうとするのは難しいことなんだ。なぜなら、人生にはあらゆる問題がつきまとうからね。もし私がアントニー・マルシャルだったら、鏡に向かって問いかけるだろう。『俺はまだプロ選手でありたいのか?』と」


なお『talkSPORT』によると、マルシャルが新天地を探す上で高額な給与要求がネックになっている模様。減給に応じれば移籍先が見つかる可能性が高いと指摘しているが、今後の動向に注目が集まる。

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