最初の4試合のうち2勝2分けを記録したアトレティコは、首位バルセロナとは勝ち点4差の3位で週末を迎える。

アトレティはビジャレアル戦で引き分け、ジローナ戦で2-0の勝利でシーズンをスタートしたが、メトロポリターノでの昇格組エスパニョール戦ではゴールレスという悔しい試合に巻き込まれた。

ディエゴ・シメオネ監督率いるチームは、アスレティック・ビルバオとのアウェー戦でもスコアレスドローで折り返すかに見えたが、途中出場のアンヘル・コレアがロスタイムに劇的な決勝ゴールを決め、アトレティが今シーズンアウェイ初勝利を収めた。

シメオネ監督は、今季チームが3試合連続クリーンシートを記録し、ラ・リーガの試合後半でまだ失点をしていないという事実に満足しているだろう。

アトレティは、バレンシアとのホームゲーム過去2試合で無失点を続け、2023年3月に3-0で勝利し、今年1月に2-0で勝利した後、日曜日にもう一度完封勝利を収める可能性を夢見るかもしれない。

実際、アトレティコはロス・チェとのホームでの対戦では好成績を収める傾向があり、過去9回のホームでの直接対決のうち8回で勝利している。

バレンシアは昨シーズンの10位フィニッシュに満足していただろうが、ルーベン・バラハ監督は、チームが最後の7試合で勝ち点2しか取れなかったという不甲斐ないシーズンの終わり方に若干の懸念を抱いていただろう。

ロス・チェにとって残念なことに、その残念な調子が新シーズンにも引き継がれ、開幕4試合で1分け3敗という成績だった。

バレンシアはバルセロナ、セルタ・ビーゴ、アスレティック・ビルバオに対して3連敗でシーズンをスタートしたが、ホームでビジャレアルと1-1引き分けて今シーズン初の勝ち点を獲得した。

ロス・チェはパプ・ゲイェの退場を受けて数的優位で20分以上プレーした後、この引き分けはチャンスを逃したと見ていただろう。

シーズンのスタートがうまくいかなかった結果、バレンシアはラス・パルマス、セビージャ、ヘタフェと並び、今シーズンまだラ・リーガで未勝利の4チームのうちの1つとして週末を迎えることになる。

しかし、バレンシアはアトレティコとのアウェイ戦過去15試合で勝てていないため、今週末その統計を変えるのは難しいかもしれない。

アトレティコのMFパブロ・バリオスは、U-21スペイン代表との練習中に筋肉を負傷し、3週間離脱することになった。

レイニルド・マンダバも代表期間中に負傷の問題を抱えていたが、モザンビークのディフェンダーが試合当日のチームに出場できることが期待されている。

病気のためアスレティック戦での勝利を逃したが、アトレティの第一候補ゴールキーパー、ヤン・オブラクが日曜日の試合でチームに復帰する。

セサル・アスピリクエタ、ロドリゴ・デ・パウル、アレクサンダー・ソルロスは全員チームに加わる予定だが、アルゼンチン代表フリアン・アルバレスはベンチに下がる可能性が高い。

一方、バレンシアは先日、性的暴行容疑で逮捕されたラファ・ミルに対して懲戒処分を下したと発表した。

ミルは条件付き保釈され、当初クラブから2試合の出場停止処分を受けていたが、ESPNは同選手が無期限でチームから外されたと報じた。

バラハ監督はまた、ジャウメ・ドメネク、ムクタル・ディアハビ、ウーゴ・ドゥロ、ホセ・ガヤの４人組を負傷中で欠場しており、後者はフィンランドで専門医の診察を受けた後、少なくともあと１カ月は離脱することになる。

ダニ・ゴメスは今月初めの練習中に鼻を骨折し、今季初のラ・リーガ開幕戦ではフェイスマスクを着用する予定だ。

アトレティコ・マドリードの予想先発メンバー：

オブラック、ル・ノルマン、ヒメネス、アスピリクエタ、コケ、デ・ポール、リノ、

バレンシアの先発候補:

ママダシュビリ、コレイア、モスケラ、タレガ、バスケス、アルメイダ、リオハ。