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福岡0-2神戸:チームをけん引するストライカー。大迫の2得点で神戸が2連勝

  • FIy999 2024/09/02 02:06
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8試合ぶりの勝利を狙う福岡は2-2で引き分けた前節・G大阪戦から3人を入れ替えての先発構成。小田 逸稀、井上 聖也、松岡 大起がいずれも2試合ぶりの先発となった。2連勝を狙う神戸は2-0で勝った前節・鳥栖戦と同じメンバーで試合に入った。福岡のフォーメーションは[3-4-2-1]、神戸は[4-1-2-3]でスタートした。


序盤は神戸が勢いを持って福岡陣内に攻め込んだ。4分、左サイドからのクロスがゴール前中央にこぼれると、古巣対戦となる井手口 陽介が右足で叩く。これはGK村上 昌謙のパンチにはじかれる。これで得た左CKの流れから、こちらも古巣対戦となる初瀬 亮がクロスを入れると、山川 哲史がヘッドで合わせる。これは村上の正面に飛んだ。


押し込まれた福岡も、前節と同様にミドルゾーンより前の守備時には[4-4-2]へシフトチェンジし、前から圧力を掛けてリズムを奪い返しに出ると、岩崎 悠人のスピードを生かしたカウンターやシャハブ ザヘディへのロングボールから攻撃を仕掛ける。


10分には松岡 大起の浮き球のパスをシャハブ ザヘディが頭で落とし、中央に走り込んだ前嶋 洋太がシュートを放つ。シュートはGK前川 黛也にブロックされ、また一連のプレーの中でオフサイドを取られる。14分には、右サイドからの小田の鋭いクロスにシャハブ ザヘディが飛び込むなど、前半の半ばは福岡が神戸を押し込んだ。


飲水タイム後は再び神戸が複数のシュートチャンスを作り出す展開に。大迫 勇也がファウルを受けて得たFK、あるいは大迫を経由したボールからシュートチャンスを作り出す優勢の展開で、じりじりと福岡を押し込んでいくと、45+1分に先制に成功する。右サイドからドリブルで中央へ進入した武藤 嘉紀のパスをゴール前中央で受けた大迫が、体勢を崩しながらも右スミへコントロールしたシュートを流し込んだ。


神戸の1点リードで迎えた後半は福岡が良い入りを見せる。58分、前 寛之の自陣からのドリブルで発動したカウンターから紺野 和也を経由して、最後はペナルティーエリア左でシャハブ ザヘディが左足でシュートを打つ。だが、これはうまくミートできない。62分には、紺野からのパスを左サイドで受けた前嶋が入れたクロスに、ファーサイドに走り込んだ松岡がヘッドで合わせるが、前川の好セーブに遭う。


1点を返せない福岡は、62分に2枚代え。シャハブ ザヘディに代えてウェリントン、岩崎に代えて金森 健志を投入すると、特にウェリントンが攻守で献身的に動いてチームに好リズムをもたらし、神戸に圧力を掛けるが、神戸の守備陣もしっかりと対応した。


70分までの押し込まれた時間をしっかりとしのいだ神戸も、飯野 七聖と佐々木 大樹の投入を絡めて再び前への勢いを作り出す。すると80分、ペナルティーエリア内の浮き球に競り合った大迫がファウルを受けてPKを獲得。82分、これを大迫が左スミに決めて追加点を奪った。


福岡はアディショナルタイムのFKで紺野がポスト直撃のシュートを放つなど、最後まで1点を狙いに出たが、得点には至らず。2試合連続の2-0とした神戸が2連勝、福岡は8戦未勝利となった。

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