リヴァプールは守備的MF補強に動く?地元メディア「スロットは遠藤航をほとんど起用しないが…」
- やまと数学者 2024/08/06 03:52
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リヴァプールの中盤の補強について、地元メディア『リヴァプール・エコー』が分析した。
昨季限りでユルゲン・クロップ前監督が退任し、チアゴ・アルカンタラやジョエル・マティプらもチームを去ったリヴァプール。新たにアルネ・スロット監督を迎え、アメリカでのプレシーズンツアーでも3連勝と順調な仕上がりを見せているが、ここまでトップチームの補強はゼロの状況が続いている。
現在リヴァプールで「最も補強が必要」と指摘されるポジションの1つが守備的MF。『リヴァプール・エコー』は「近年激しい論争が巻き起こっているポジションの1つ。2年前にオーレリアン・チュアメニを逃し、昨夏もモイセス・カイセドやロメオ・ラヴィアを獲得できなかった。昨季上位で終えたアーセナル(デクラン・ライス)とマンチェスター・シティ(ロドリ)からも、トップクラスの守備的MFの重要性が叫ばれている」と指摘している。
しかし、アルネ・スロット監督は「(マンチェスター・ユナイテッド戦で)ライアン・グラフェンンベルフは本当に良くやったし、他の選択肢もある。判断するための最善の方法は、まだ選手を獲得していない時に所属選手全員が戻ってくることだ」と語っている。
『リヴァプール・エコー』は、守備的MFについて「スロットはプレシーズンマッチで遠藤航をほとんど起用しないことから、中盤底の選手にはテクニカルな選手を好んでいることがわかる。そして、現時点では最も優れた6番であるアレクシス・マクアリスターがいないことも考慮すべきだ」と分析。その上で、中盤の補強について以下のように分析した。
「スロットはチームを強化できる選手を探すのは難しいと語ったが、6番に関してはまさにそうだ。おそらくこれは、各チームが伝統的な守備的MFの概念から逸脱し始めているという傾向を示している」
「リヴァプールは、新しい6番を必要としないのかもしれない。その代わりとして、現在の選手たちを新たなスタイルに適応させ、2人のMFに守備意識を植え付けることが前進への近道かもしれない。スロットがあと1カ月でどちらの方向へ進むことを決めるのか、それがこの時代の大きな決断になるだろう」
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