昨夏371億円を投じたアーセナル、今夏は大型補強前に放出が必要か…現地紙が挙げる売却候補2人は?
- sky sports 2024/08/05 07:59
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アーセナルの今夏の補強について、イギリス『ガーディアン』が分析している。
過去2シーズンはプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。21年ぶりのタイトル奪還へ燃える新シーズンへ向け、今夏の移籍市場ではイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを獲得。さらにスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得にも近づいていると報じられており、積極的なチーム強化を図っている。
そんな中で『ガーディアン』は、カラフィオーリとメリーノの補強について「昨季プレミアリーグで最も堅固だった守備陣に才能豊かな選手が加わり、基礎は整った。そしてデクラン・ライスが攻撃的なポジションで活躍したこともあり、彼とのベストコンビネーションを探す必要がある。そのエリアを強化するのがメリーノだ」と指摘。その上で、今後の移籍市場での動きについては以下のように分析した。
「カイ・ハヴァーツが2024年に入って素晴らしい活躍を見せたことで、『ストライカーを獲得すべき』という声は静まった。だが、攻撃陣を補強するかどうかはまだわからない。そして、昨季公式戦60試合近くに出場したブカヨ・サカの控えも、サポーターにとっては歓迎すべき補強になるだろう」
「アーセナルのオーナーは資金力に恵まれており、昨夏に2億ポンド(約371億円)以上を投じてそれを証明した。クロエンケ・スポーツ&エンターテインメントの価値は昨年23億ポンド(約4268億円)まで上昇している。だが昨年の支出を考えると、今夏再び大金を投じるのはPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)によって阻まれている。収支のバランスを取るためにも、現状控えになっているリース・ネルソンとエディ・エンケティアを放出した場合、さらなる補強が予想される」
その上で、「ミケル・アルテタ体制でのアーセナル復活における主な強みの1つは、チーム再編に重要な役割を果たしてきたエドゥSD(スポーツダイレクター)と共同会長ジョシュ・クロエンケの強い関係である」と指摘している。
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