マンチェスター・ユナイテッドがマタイス・デ・リフトとヌサイル・マズラウィを獲得するには人員整理が必要になるようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えている。

昨シーズンにクラブ史上最悪となるプレミアリーグ8位で終わったマンチェスター・Uは、今夏の移籍市場で積極的な動きに出ることが予想されてきた。すでに、ジョシュア・ザークツィーとレニー・ヨロを獲得し、それと同時にメイソン・グリーンウッドやラファエル・ヴァランなど既存戦力の放出も行っている。

マンチェスター・UはDFラインのさらなる強化を見据えており、現在バイエルンの2選手への関心を強める。ヨロが離脱したセンターバックにデ・リフトを、さらに右サイドバックにマズラウィを獲得するために動き出した。

マンチェスター・Uとバイエルンは現在、デ・リフトとマズラウィの移籍に関して交渉中。しかし、依然として2クラブ間には移籍金についての大きな開きがある。それでも、両クラブに移籍交渉を継続する意思があると伝えられている。

しかし、マンチェスター・Uは新戦力を迎え入れる前にスカッドに空きを作らなければならないようだ。

中でも、センターバックのヴィクトル・リンデロフはすでに契約最終年に入っており、マンチェスター・Uは他クラブからのオファーに耳を傾ける模様。また、マズラウィの獲得を目指す右サイドバックのアーロン・ワン＝ビサカの売却に向けても動いており、現在ウェストハム・ユナイテッドと交渉を進めている。

なお、デ・リフト、マズラウィともにマンチェスター・Uと2030年夏までの契約を結ぶことで合意に至ったと伝えられている。