イタリア代表DFが明かすナポリ移籍の裏側…拒否した”禁断の移籍”にも言及「偶然、コンテに会って…」
- チャンピオンズリーグの追跡 2024/07/30 10:12
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今夏、ナポリに加入した25歳のイタリア代表DFアレッサンドロ・ブオンジョルノが29日、クラブの合宿地カステル・ディ・サングロで入団会見に出席し、新天地での意気込みを語ったほか、ナポリ移籍の背景を明かした。
トリノの下部組織出身で、直近の2シーズンはトップチームのレギュラーとして活躍してきたブオンジョルノ。今夏、長らく過ごしたトリノに別れを告げ、アントニオ・コンテ率いるナポリに新天地を求めた。そんな元トリノ主将は、新シーズンの開幕へ意欲を高めている。
「ずっとトリノと絆で結ばれているが、自分のために、プロとしての成長のために、このステップを踏む必要があった。ナポリで優勝し、大きく成長したい。僕は近年、全てのポジションでプレーしてきたが、いまは3バックの一角が、自分の特徴をより良く反映できると思っている」
ブオンジョルノは、ナポリ移籍を決断した背景に、トリノ市内のレストランで、コンテと偶然出会ったことを挙げた。
「コンテとトリノのレストランで会ったのは。本当に偶然だったんだ。あの日は僕の誕生日で友人と一緒にいたところ、偶然、監督に会ったんだ。そこで少し話をし、監督が彼のアイディアや、ナポリで取り組もうとしていることなどを説明してくれた」
「その後、僕が(イタリア代表の一員としてEURO2024のために)ドイツにいた時、2回ほど連絡を取り合った。彼と話をしてかなり興奮したよ。僕のことを信頼してくれて、重要であると感じさせてくれた。ピッチでその信頼に応える時が待ち遠しい。監督の要求は非常に明確だ。これから改善し、成長していかなければならないが、僕らは正しい道を進んでいる」
最後に元トリノ主将は、トリノ市に拠点を置くライバル、ユヴェントスへの禁断の移籍を拒否したことに言及した。
「僕はずっとトリノでプレーしてきて、スペルガ(1949年にトリノの選手らが犠牲となった航空事故が発生した地)で名前を読んだ。(ユヴェントス移籍は)自分自身を裏切るように思えた。これが理由の1つだった」
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