チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーが、2023－24シーズンのイングランドの男子年間最優秀選手賞を受賞したことが発表された。8日、イングランド代表の公式サイトが伝えている。

　同賞は2023年9月から2024年7月の間でイングランド代表の試合に50パーセント以上出場したすべての選手が対象となっており、ファンの投票によって選出。2位のジュード・ベリンガム（レアル・マドリード）、3位のブカヨ・サカを抑えて、パーマーが、2023－24シーズンの男子年間最優秀選手に選ばれたことが明らかになった。

　現在22歳のパーマーは昨夏に8歳から過ごしたマンチェスター・シティを離れ、チェルシーに加入した。プレミアリーグでは昨季の開幕から今季も含め、ここまで41試合出場で28ゴール16アシストを記録し、リーグ最多の得点関与数を記録。昨季のリーグ年間最優秀若手選手賞やチェルシー内での最優秀選手賞、所属選手が選ぶ最優秀選手賞など、数多くの個人賞を受賞している。

　そして、チェルシーでの活躍から、昨年11月にイングランド代表デビューを果たすと、通算9試合に出場し、2ゴールをマーク。主力として起用はされなかったが、EURO2024のメンバーにも選出され、決勝で敗れたスペイン代表戦では途中出場から一時同点となるゴールも記録していた。

　なお、チェルシーに所属する選手がイングランドの男子年間最優秀選手賞を受賞したのは、フランク・ランパード氏（2004年、2005年）、アシュリー・コール氏（2010年）に続いて、パーマーが史上3人目の選手になった。