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レアル・マドリーが37試合ぶりに公式戦で敗戦!

  • チャンピオンズリーグの追跡 2024/10/03 02:45
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2日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節、レアル・マドリーはアウェーでのリール戦を0-1で落とした。


本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われた第1節シュトゥットガルト戦を3-1で制した現CL王者レアル・マドリー。新フォーマットでの初のアウェー戦の相手は、公式戦で対戦するのも初めてのリールである。


アンチェロッティ監督は負傷明けのカマヴィンガを先発で起用し、同じく怪我をしながらも驚異的なスピードで回復したエンバペはベンチスタートとした。全スタメンはGKルニン(クルトワは負傷)、DFカルバハル、ミリトン、リュディガー、メンディ、MFバルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガ、ベリンガム、FWエンドリッキ、ヴィニシウス。レアル・マドリーで初スタメンのエンドリッキは18歳73日でのCLデビューとなり、1995年に18歳78日でデビューしたラウール氏を抜いてクラブ記録を塗り替えた。


前半、4-4-2のレアル・マドリーはこれまでと同じく中盤が機能しない。思うように攻撃を展開できず、迎えるチャンスは選手たちの個人技に頼る単発のものに限られた。6分にはベリンガムの敵陣でのボール奪取からヴィニシウスがシュートに持ち込むも、GKシュヴァリエがセーブ。また19分にはエンドリッキが凄まじいスピードのダイアゴナル・ランでペナルティーエリア内に侵入し、自ら左足でシュートを放ったものの、これもリール守護神に阻まれている。


中盤の機能不全により試合を完全には支配できないレアル・マドリーは、25分にジョナサン・デイヴィッドの決定機を許したものの、これはルニンの好セーブによって難を逃れる。だが、その後もヴィニシウス&ベリンガムの存在感が希薄で調子が上がらずにいると、前半終了間際についに失点を喫した。ペナルティーエリア手前からの直接FKで、エリア内のカマヴィンガがシュートを手で止めてしまいリールにPKを献上。キッカーのジョナサン・デイヴィッドに今度こそシュートを決められた。


ビハインドで前半を終えたアンチェロッティ監督は、ハーフタイムにメンディをフラン・ガルシアと交代。だが、迎えた後半もプレーの質は大きく改善せず、57分にエンドリッキ&ミリトンをモドリッチ&エンバペ、67分にカマヴィンガをギュレルに代えて、リールの守備を穿つことを目指した。


だがチームとしてアタッキングサードまでボールを持ち込めず、エンバペは無謀な仕掛けによって繰り返しボールを奪われ、ヴィニシウスはいつものエネルギッシュなプレーが見られず……と、レアル・マドリーの攻撃は一向に機能しない。それでも試合終盤にはパワープレーで立て続けにチャンスを迎え、86分にギュレル、直後に迎えたCKからリュディガー、さらに90分にもギュレルと次々にヘディングシュートを放っていったが、そのすべてをGKシュヴァリエをはじめとするリール守備陣に防がれた。マドリーは結局、1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを迎えている。


レアル・マドリーはここまでの公式戦10試合を7勝3分けで終えており、これが今季初黒星に。それだけでなく公式戦では37試合ぶり、CLでは15試合ぶりの敗戦となった(公式戦はあと4試合、CLはあと1試合クラブ記録に届かず)。ヴィニシウスの存在感がほとんどなかったなど、直前にマドリーダービー(1-1)を戦っていた影響もあったが、しかしクロース引退以降、チームの攻撃が機能しない問題もそのままとなっている。

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