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京都vs千葉の見どころ:アグレッシブ同士の激突。興奮間違いなしの一戦を見逃すな

  • FIy999 2024/09/17 01:29
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最終盤に突入しようとするリーグ戦でも負けられない戦いを続ける両チームが、天皇杯ベスト4の座を懸けてフクダ電子アリーナで激突する。


京都は明治安田J1において、ここ10試合で7勝2分1敗、現在3連勝中と好調。5月の中旬から下旬にかけては最下位に沈むなど、J2降格圏をさまよう時期も長かったが、降格圏と勝点差6の15位に浮上してきている。


リーグ前節では横浜FMと対戦。別のカテゴリーで戦っていた時期が長く、対戦数自体も少なかったとはいえ、アウェイでの横浜FM戦で実に16年ぶりに勝利を収めた。9分という早い時間帯に相手選手が退場して数的優位の時間が長かったという要素はあったものの、アグレッシブな戦いを見せて勢いをさらに加速させた。


一方の千葉はJ2第30節・水戸戦まででリーグ戦3連勝を達成し、J1昇格プレーオフ圏まで勝点1差に迫っていた。その流れで迎えた前節の秋田戦は、苦手とする相手に対して術中にハマる形で自分たちの持ち味をなかなか出せず、0-1で敗戦。他会場の結果によって6位との勝点差が変わらなかったことは救いだったが、6位浮上のチャンスを逃したとも言える。


京都は成績が安定してきたとはいえ、まだまだ気を抜くことができない。千葉は勝ち続けなければJ1昇格の目標は果たせない。リーグ戦ではそのような立ち位置にいる中、天皇杯で勝ち上がり、タイトルが見える位置までやってきた。


両チームに共通しているのが、天皇杯での勝利がリーグ戦に良い影響をもたらしていること。京都は2回戦で大宮に勝利したあと、直後のリーグ戦で8試合ぶりの白星を手にした。また、ラウンド16で大分に勝利したあとは、その直後に行われた第28節・FC東京戦で勝利を収めて連勝を達成すると、その連勝は前述の横浜FM戦まで続いている。


対して千葉はラウンド16・札幌戦において、それまでのリーグ戦直近5試合で1分4敗と苦しんでいた中、出場機会が限られている選手たちが奮起して1-0で勝利。その後のリーグ戦も札幌戦のメンバーが中心となり、前述のとおり、秋田戦の前まで3連勝を果たしていた。


当然、出場機会を得る選手たちは目の前の試合を制するために全力を尽くすはずであり、その結果としてここまで勝ち上がってきたのだが、かたや残留、かたや昇格とリーグ戦でも成し遂げなければならない目標があるため、チームとしてのモチベーションは高いはず。直近のリーグ戦からはメンバーが替わる可能性もあるが、全力を尽くした結果として、その後好転した経験を得ていることは大きい。


スタイルも共通点が多い。両者ともに前線から激しくボールを奪いにいきながら、素早い攻撃でゴールを狙うことをベースにするアグレッシブなサッカーを標ぼうする。そんな両者が正面から激突すれば、観る者を興奮させるような攻防が展開されるに違いない。


そしてフクアリで千葉とJ1勢が対戦するのは今季三度目となるが、3回戦の相手であるFC東京、札幌といずれのファン・サポーターも遠方から多数駆けつけて熱い声援を送り、スタジアムは素晴らしい雰囲気になった。J1勢との戦いはスタジアムの雰囲気も大きな見どころの1つである。


京都が勝利すれば2年ぶり、千葉が勝利すれば10年ぶりのベスト4進出。熱き戦いを制するのはどちらだ。


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