FC東京4-1名古屋:まだまだ続く、新国立“無敗神話”。FC東京が4得点で7試合ぶりの勝利を飾る
- FIy999 2024/09/15 03:12
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9月に入ってからも暑さの残る国立競技場で10位のFC東京と11位の名古屋が対戦した。ホームのFC東京は、ケガ人が重なり、メンバーやポジションを複数箇所で変更した。キャプテンの小泉 慶が右SB、CBが主戦場の岡 哲平が左SBに入り、ボランチにはリーグ戦今季初先発となる東 慶悟が入った。ベンチには日本代表帰りで、12日に38歳の誕生日を迎えた長友 佑都と、長期離脱から復帰を果たした山下 敬大が控えた。
対する名古屋は、8日のJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第2戦・広島戦からスタメン2人を入れ替えた。前線にはキャスパー ユンカーと、古巣対戦となる永井 謙佑が並んだ。
国立競技場ならではのド派手な演出でキックオフを迎えたゲームは、立ち上がりからFC東京が主導権を握る。高 宇洋と東 慶悟のダブルボランチがボールを触りながらリズムを生み出していった。そして、13分には先制点を奪う。左サイドでボールを受けた荒木 遼太郎がサイドチェンジ。これを受けた仲川 輝人が中央へと切り込んで右足を振ると、一度はGKランゲラックにはじかれるも、こぼれ球を東 慶悟が詰めて、ゴールネットを揺らした。
さらに、31分には追加点を奪う。森重 真人のフィードに仲川が反応。先に相手DFに触られるも、ゴール方向に飛んだクリアを拾った仲川がエリア内で倒され、PKを獲得する。これをディエゴ オリヴェイラが落ち着いて決め、リードを2点に広げた。
なかなかチャンスを作れない名古屋は、アディショナルタイムに自陣でのボール奪取から永井が左足でシュート。しかし、これは枠を大きく外れ、得点のないまま前半を折り返した。
その名古屋は後半開始から和泉 竜司と中山 克広を投入。攻撃のカードを2枚切り、攻勢に出た。しかし、ゴールを脅かすシーンは作れず、徐々にFC東京にペースを譲った。
立ち上がりの時間帯をしのいだFC東京は、60分に3枚代えを行う。木本 恭生、土肥 幹太、遠藤 渓太を送り込んだ。すると、65分に3点目が生まれる。遠藤が左サイドで仕掛けて折り返したボールに高が詰め、加入後初得点を挙げた。さらに81分には、4点目。相手陣でパスカットした遠藤がスルーパスを送ると、仲川が冷静なコントロールから左足で突き刺し、青赤に染まるゴール裏へと駆け出した。
その後、85分に名古屋が稲垣 祥のゴールで1点を返したものの、FC東京は今季初出場となる山下を投入するなど、慌てることなくゲームをクローズ。今季最多の4ゴールを奪い、7試合ぶりの勝利を飾った。新しい国立競技場での“無敗神話”も継続し、5万5,000人以上が駆けつけたスタジアムで、大勢のファン・サポーターと喜びを分かち合った。
対する名古屋は、今季最多の4失点を喫し、およそ4カ月ぶりの連勝とはならず。浮上のきっかけを逃した。
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