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川崎3:2鳥栖:川崎フロンターレが最後の瞬間に鳥栖に勝利!

  • Jリーグニュースメッセンジャー 2024/09/14 01:16
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立ち上がりから川崎Fが主導権を握ると、勢いのままに先制に成功する。11分、ビルドアップで右からショートパスで左へつないでいくと、大島 僚太の横パスを受けた橘田 健人が右足でミドルシュート。相手の伸ばした足をかすめたボールは一度浮いて、その後落ちながらゴールに吸い込まれた。


川崎Fはピンチもありながらその後も主導権を握り続けると、33分にもゴールネットを揺らす。ファンウェルメスケルケン際が右サイドからクロスを上げ、6試合ぶりにスタメン出場したエリソンがヘッド。ゴール前に落ちたボールに走り込んだ脇坂 泰斗が頭で押し込んだ。しかし、脇坂がオフサイドの判定でノーゴールに。VARによるゴール確認が約3分と長めだったことが際どさを示していた。


その後は徐々に鳥栖が川崎Fを押し込んでいく。選手間のスペースをうまく使いながら前進。45+3分には相手陣でボールを奪って素早く攻撃を仕掛けると、最後は西矢 健人が左足で強烈なミドルシュートを放つ。しかし、GKチョン ソンリョンのセーブに遭い、ゴールを奪うことはできなかった。


川崎Fがエリソンに代えて山田 新をピッチに入れて後半がスタート。次の得点を奪ったのは、主導権を握る形で前半を終えた鳥栖だった。51分、押し込んでからのこぼれ球をペナルティーエリア内左で拾った福田 晃斗がクロスを上げると、ニアサイドの富樫 敬真が相手DFに競り勝って頭で触り、ボールはファーサイドへ。その際に飛び出したチョン ソンリョンが日野 翔太と交錯して空いたゴールに、久保 藤次郎が蹴り込んだ。


タイスコアに戻ると、試合の流れも0-0だった時間帯のように戻る。川崎Fが再び鳥栖陣内でプレーする時間を増やし、61分、その直前にピッチに入っていた三浦 颯太が身を挺してFKを獲得。すぐに始めた大島のパスを受けた脇坂がペナルティーエリア内の左からクロスを送ると、家長 昭博が左足で合わせてゴール。川崎Fが流れとともに再びリードを奪った。


その後、0-1の時間帯のように攻め込んだのは鳥栖。チャンスを決め切れない場面もあったが、迎えた89分、途中出場のヴィキンタス スリヴカが左サイドを抜け出してクロス。同じく途中出場の清武 弘嗣がつなごうとしたボールは相手に当たったが、こぼれ球に反応した久保がシュート。これが相手のハンドを誘い、PKを獲得。90+1分、清武がゴール左に決め、鳥栖が再び同点に追いついた。


ただ、これで試合は終わらなかった。


アディショナルタイムが7分と提示されたあとには、佐々木 旭とヴィキンタス スリヴカが交錯してともに交代を余儀なくされるというアクシデントが。そして迎えた、90+10分だった。


速い攻撃から、途中出場のマルシーニョが左サイドの裏に抜け出しながら三浦のパスを受けて、右足のアウトでゴール前に送ると、走り込んだ山田は合わせられなかったが、相手のクリアが浮きながらゴール前に戻ってくる。これを山田が頭で押し込んでゴール。土壇場で勝ち越しに成功し、そのまま試合を終えた。


勝利した川崎Fは、5日前のJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第2戦・甲府戦での突破を決める得点に続き、後半アディショナルタイムの劇的ゴール。一方の鳥栖は8試合勝利なしの4連敗となり、今節での最下位脱出はかなわなかった。

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