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横浜FMvs京都:今後も見据えて波をなくしたい横浜FM。まずは今節で払拭を

  • Jリーグデータ 2024/09/11 10:27
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2週間ぶりの再開となる明治安田J1。第30節では6位・横浜FMが15位・京都をニッパツ三ツ沢球技場に迎えて激突する。ともにリーグ戦3連勝が懸かる一戦。リーグ戦直近5試合でどちらも13得点をマークしており、まさに“矛vs矛”のスリリングな戦いが期待される。


8日のJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第2戦・札幌戦から中4日のホームチームに対し、アウェイチームは約3週間ぶりの公式戦。その試合間隔がどう影響するかも、勝負の行方を左右する一要素となりそうだ。


横浜FMは前節・磐田戦が台風10号の影響で中止になったものの、その後のインターナショナルウィーク中に札幌とのルヴァンカップ準々決勝2試合をこなした。準主力組で臨んだ第1戦で6-1と大勝。そこから大幅にメンバーを入れ替えた第2戦は1-3で敗れたものの、3トップを形成するブラジリアントリオのプレータイムを管理するなど、コンディション面では問題ないだろう。


一方、内容面で好不調の波が大きいのは懸念材料だ。直近のリーグ戦である前々節・C大阪戦(4○0)やルヴァンカップ準々決勝第1戦ではハイプレス・ハイラインを基軸とする“アタッキングフットボール”をいかんなく発揮し、2試合で計10ゴールを叩き出した。その半面、ルヴァンカップ準々決勝第2戦では札幌のマンツーマンプレスに苦しんでビルドアップが不調をきたし、個々の戦術理解度や技術面の格差が浮き彫りとなった。


ルヴァンカップ準々決勝第2戦の直後、ジョン ハッチンソン監督は「前半で2戦合計のスコアが7-1となり、メンタル的に緩んだところがあった」と見解を示した上で、「後半は残念で仕方ない。自分たちのサッカーからかけ離れたパフォーマンスとなってしまった」と厳しい言葉を並べた。


シーズン終盤に入った中、横浜FMはまだ今節を含めて年内に公式戦19試合が残っており、カップ戦の勝ち上がり次第では20試合となる。チームの底上げを図る意味でも、今節で札幌戦のイヤなイメージを払しょくしたい。


対する京都は横浜FMと同様の理由で前節・鹿島戦が中止となり、公式戦は前々節・FC東京戦から約3週間のブランクがある。そのFC東京戦では2分にラファエル エリアスが幸先よく先制点を奪うと、平戸 太貴が自身J1初ゴールを含む全得点に関与する活躍もあり、3-0。7試合ぶりの無失点勝利を飾った。


5連敗を喫するなど苦しんだ時期から復調を遂げている京都。その原動力となっているのが、今夏にクルゼイロ(ブラジル)からの期限付き移籍で加入し、直近5試合で6ゴールと大爆発中のラファエル エリアスだ。今節は、パルメイラス(ブラジル)の育成組織でともにプレーした1歳上のヤン マテウスとの同郷対決にも注目したい。


また、FC東京戦でラファエル エリアスらにアシストした平戸の好調ぶりも好材料。「京都に移籍してから苦しい時間が長く、(その中でFC東京戦では)チームを勝利に導くことができた。それ以上に残留争いをしている中で勝てたことが大きい」。心身ともに充実する背番号39の出来が3連勝のカギを握りそうだ。

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