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川崎Fvs鳥栖:「勝手に気持ちが入ると思う」。河原、移籍後初の鳥栖戦へ

  • Jリーグデータ 2024/09/11 10:25
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川崎FがAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に出場するため、川崎Fvs鳥栖は13日の金曜日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催される。


川崎Fは先週末、甲府とJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝を戦い、2戦合計1-1の同点で迎えた2戦目の後半アディショナルタイムに遠野 大弥がゴールを決めて劇的な準決勝進出を果たした。


「1年に1つはタイトルを獲る」という明確な目標に向かって戦ったルヴァンカップから舞台をリーグに移す。明治安田J1第24節・柏戦から中断期間を挟んで3連勝と波に乗りかけたが、ここ2試合は横浜FM、札幌に苦杯をなめ、連敗を喫した。


特に横浜FMとの対戦時は9位と10位の対決だったが、そこで勝利を収めた横浜FMはいまでは6位、一方の川崎Fは14位と、たった数試合で順位に大きな差が出てしまうことが今季のJ1の混戦模様を表している。チームとして上を見て戦い続けてきた中、下を気にする必要も出てきた。今節の相手は、前節終了時に最下位へ転落した鳥栖。ここで勝点を与えて下位を混戦にしてしまうことのないよう、さらに言えば自らも残留争いに巻き込まれないよう、ホームでしっかりと勝点3を積み上げたい。そして、準決勝進出を果たしたルヴァンカップからリーグ戦、18日から始まるACLEへと良い流れを作っていきたい。


「1つでも上を目指していくという姿勢を変えてはいけないが、内容としても誰もが見たい、Jリーグの中でも一番面白いと言ってもらえる試合」(鬼木 達監督)を目指す中、今節の注目選手は河原 創だ。前回対戦時はもちろん、ほんの1カ月前まで鳥栖の主軸として出場していたボランチが、サックスブルーのユニフォームを着て、移籍後初めて鳥栖と対戦する。


甲府とのルヴァンカップ準々決勝2試合に先発出場し、第2戦ではクロスや相手の背後に送るパスでチャンスを演出するなど、中盤での強度に加えて技術の高さも見せている河原は、古巣戦に向けて「勝手に気持ちが入ると思う。鳥栖時代に古巣の熊本と対戦したときは、いつも以上の力が出た」と特別な一戦での活躍を期す。


一方の鳥栖は前述のとおり、前節の結果によって第8節終了後以来となる最下位に転落した。苦しい状況が続く中、クラブは8月8日付で川井 健太監督との契約を解除し、テクニカルダイレクターを務めていた木谷 公亮氏が監督に就任した。木谷監督体制初戦となった第26節・浦和戦は1-1で引き分けて連敗を『3』で止めたものの、以降は再び3連敗。窮地を脱することはできていない。


勝点8差とやや離れてしまった残留圏に浮上するには、勝点を積み重ねていくしかない。川崎Fとの前回対戦では先制を許しながらも逆転し、5-2で大勝を収めた。河原だけではなく、その試合で2得点を挙げた横山 歩夢、1得点を挙げた河田 篤秀など多くの選手がチームを去った中、河原との入れ替わりで夏にFC東京から期限付き移籍加入した寺山 翼は鳥栖のファン・サポーターを安心させる活躍を見せられるか。


それぞれの負けられぬ理由がある一戦。前半戦同様、激しい攻防が展開されることに期待したい。

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