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UEFAネーションズリーグ第2節:オランダ 2:2 ドイツ

  • 国際サッカー観察 2024/09/11 02:32
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UEFAネーションズリーグ第2節、リーグAのグループ3ではオランダ代表とドイツ代表が対戦した。


現地時間10日、UEFAネーションズリーグ(UNL)は各地で第2節が行われ、リーグAのグループ3ではオランダ代表とドイツ代表が対戦した。


初戦を勝利で飾っている両者だが、特にドイツはハンガリー代表相手に5-0と完勝。クロースが復帰する以前に陥っていた不振からは完全に脱却し、EURO後に4人の中心選手が去ったチームのリスタートとしてはこれ以上ない門出となった。


しかし、失意のEUROからの再建を目指すオランダは、ハンガリー戦のようにはいかない。開始わずか2分、GKフェルブルッヘンからのキックを前線のブロビーが胸で落とし、フラーフェンベルフのスルーパスにラインデルスが抜け出す。完全に抜け出したラインデルスがGKテア・シュテーゲンを破り、あっという間にオランダが先制する。



早くも先制を許したドイツだが、前線をフュルクルクからウンダフに代えた以外はハンガリー戦と全く同じメンバーで、ボールを保持しムシアラ、ヴィルツ、ハヴァーツの2列目が自由に絡みながらオランダを押し込んでいく。


押し込まれる展開の続くオランダだが、21分にはCKのカウンターからフラーフェンベルフがボレーでロングパスを送ると、シャビ・シモンズが抜け出して決定機。しかし、ここはGKテア・シュテーゲンがはじいてCKへと逃れた。


押し込みながらも思うように決定機が作れないドイツだったが、38分にデ・リフトのパスをムシアラが引っかけ、ハヴァーツ、ウンダフとつないでラストパスをエリア内右で受けたヴィルツのシュートはGKフェルブルッヘンがはじいたものの、こぼれ球をウンダフが豪快に押し込み、ドイツが同点に追いつく。


追いつかれたオランダは42分にアクシデント。アケが足を痛めてユリアン・ティンバーとの負傷交代を余儀なくされた。


このまま1-1で終わるかと思われた前半アディショナルタイム。アンドリッヒの鋭いサイドチェンジをエリア内左に走り込んだラウムが滑り込みながら折り返すと、ニアサイドのウンダフが触ったボールがファーポストに流れ、ここに走り込んでいたキミッヒがフリーで押し込みドイツが逆転に成功する。

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逆転されたオランダは後半、デ・リフトとスコーテンに代えてファン・ヘッケとクインテン・ティンバーを投入。ドイツもターに代えてアントンを投入する。


1点を追うオランダが積極的に前に出た後半、51分にエリア内左でボールを受けたブロビーがシュロッターベックを背負いながらキープし、反転してゴール前に折り返すと、フリーのドゥンフリースが押し込んでオランダがあっさりと同点に追いつく。


追いつかれたドイツは52分、ラウムの左クロスをゴール前のハヴァーツが合わせるも、これはDFの寄せもありゴール上へと外してしまう


63分にウンダフ、グロス、アンドリッヒを下げてバイアー、ジャン、パヴロヴィッチを投入したドイツに対し、オランダは73分にX・シモンズを下げてヘールトロイダを投入。さらにはブロビーに代えてヴェグホルストを投入し勝負に出る。


ドイツもフュルクルクを投入し、アディショナルタイムの3分間も含めて互いに攻め合ったものの、決勝点は生まれず。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

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