7月のコパ・アメリカ決勝戦の再現で、コロンビアとアルゼンチンは、予選の折り返し点に近づき、どちらも2026年ワールドカップ決勝進出の有力な優勝候補であることを承知の上で無事対戦する。

112分にラウタロ・マルティネスのゴールでアルゼンチンに2連覇をもたらした夏にアメリカで行われたコパ決勝のように、それでも激しい戦いが繰り広げられるはずだ。

ネストル・ロレンソが2022年夏に就任して以来チームを変革したコロンビアにとって、これは23年ぶりの決勝戦となった。

コパ決勝での敗戦は、ロレンソ監督にとって26試合を指揮して初めての敗戦であり、ロス・カフェテロスにとっては2022年ワールドカップ予選でアルゼンチンに再び敗れて以来初めてのこととなった。

コロンビアは金曜日の夜、ペルーでルイス・ディアスの終盤のゴールで勝ち点１を奪い、コパ後の初戦で再び敗北を免れた。

ペルーが最初の6試合で勝ち点2しか取れなかったことを考えると優勝候補ではあるが、CONMEBOL予選でのロードでのどんな結果もポジティブなものだ。

これによりコロンビアは勝ち点を13に伸ばし、自動予選枠内で7ポイント差を付けて3位となった。

アルゼンチンは第7節で他国より早くプレーし、ホームでチリを3-0で破り、首位でのリードを広げることに成功した。

アルビセレステが順位表最下位近くで苦しむチリチームを軽快に打ち破る中、アレクシス・マック・アリスター、ジュリアン・アルバレス、パウロ・ディバラがゴールを決めた。

これにより、リオネル・スカローニ率いるチームは勝ち点21獲得の可能性から18ポイントに残り、自動順位ではすでに12ポイントの差をつけており、14回連続のワールドカップ出場権獲得が確実視されている。

アルゼンチンが決勝に進出できなかったのは1970年以来で、当時はより現代的な18試合形式がアルゼンチンに適していたため、この形式はさらに容赦のないものだった。

CONMEBOLではアウェイで勝利することは稀だが、アルゼンチンはアウェイ予選で7年前にボリビアの高地で敗れて以来13回無敗を記録しており、アウェーでは素晴らしい成績を残している。

ブラジルは現在本調子ではなく、前回大会ではウルグアイとコロンビアの両国が勝ち点を落としているため、スカローニ監督率いるチームには1位での出場権が十分に期待されており、ここで強いコロンビアを相手に無敗記録を維持すれば、その立場はさらに強固になるだろう。