町田2-0新潟:大逆転を信じて攻め込んだ町田。しかし、第1戦が尾を引く結果に
- 市の南1991 2024/09/09 02:15
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4強進出を懸けたJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝。第1戦は新潟から見て5-0と思わぬ大差での決着となった。90分で準決勝進出を決めるには6点差以上での勝利が条件となるホームの町田は、第1戦のスタメンから4名を変更。40歳の大ベテラン・中島 裕希らがスタメンに名を連ねる、ややフレッシュな人選となった。
一方で大きなアドバンテージを得ている新潟も、第1戦のスタメンから4名を変更。町田に長らく在籍した鈴木 孝司がスタメン入り。かつて町田で強力な2トップを組んだ町田の中島と新潟の鈴木 孝司がそろってスタメン出場し、古くからの町田のサポーターにとっては、より感情が揺さぶられる一戦となった。
試合は大量得点が必要な町田が立ち上がりから押し込むと、早速開始2分にナ サンホがシュートまで持ち込んだ。
一方の新潟は前傾姿勢で攻め込む町田のスキを突き、チャンスメーク。7分にはダニーロ ゴメスのクロスに合わせた長倉 幹樹のシュートが惜しくもゴールの枠を外れた。さらに11分、長倉がシュートチャンスを迎えたが、GK福井 光輝のファインセーブに遭う。36分にも町田ゴールに肉薄したが、長倉のシュートが福井の好守に阻まれると、新潟はチャンスを逃し続けた代償を支払うことになった。
41分、相手陣地に押し込んだ町田は、ナ サンホのパスから中島が反転シュートを決めて先制。さらに反撃のギアを上げると45分、下田 北斗が冷静なシュートを決めて2-0とした。
町田の2点リードで後半に折り返した試合は、ともにハーフタイムでのメンバー変更はなし。後半の立ち上がりはリードされている新潟がボールを掌握し、対する町田はボール奪取からのカウンター発動でチャンスをうかがう展開で推移した。
90分で準決勝進出を決めるにはまだまだ得点が必要な町田は、55分に2枚代えを実行。サイドハーフとトップの個性をバスケス バイロンとエリキに変える形で前傾姿勢を強めていく。
攻め込んでも3点目が遠い町田は70分、ドレシェヴィッチに代えて松本 大輔を送り出し、75分にも2枚代えを実行。一方の新潟ベンチは70分に3枚代えを行い、小野 裕二、谷口 海斗、長谷川 巧というフレッシュな選手がピッチに送り込まれた。
ともに選手交代で変化を加え、最終盤に突入。82分には小野の絶好機を福井が阻止し、町田は大逆転での突破に向けて望みをつないだ。
最終盤はオープンな展開となる中、最終的に前半のスコアのまま動かず。町田は最後の最後まで大逆転での突破を信じて攻め込んだものの、2戦トータルスコアは2-5。クラブ史上初めてルヴァンカップに参戦した今大会はベスト8で敗退。一方の新潟は2015年以来となる9年ぶりの4強進出を果たした。
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