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川崎F 1-0 甲府:こじ開けて、逃げ切って。川崎Fがホームで先勝

  • Jリーグデータ 2024/09/05 02:30
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JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンドの初戦。Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた川崎Fと甲府の準々決勝第1戦は、対照的なスターティングメンバーとなった。


ホーム・川崎Fは9月1日に行われた明治安田J1第29節・札幌戦からスタメンを8人変更。今夏に加入したGK山口 瑠伊、セサル アイダルが初出場、河原 創がホームゲーム初出場を果たすなど、フレッシュなメンバーで“前半”に臨んだ。


対して、選手時代に川崎Fでプレーし、川崎Fのファン・サポーターに拍手で迎えられた大塚 真司監督が率いる甲府は、8月31日に行われたJ2第29節・鹿児島戦からのスタメン変更を2人にとどめた。替わって入った関口 正大、アダイウトンは今季のJ2でそれぞれ29試合、25試合に出場しており、そのほとんどでスタメン出場。ベストと言えるメンバーで格上との戦いに挑んだ。


前半は川崎Fがボールを保持。失っても素早い切り替えからボールを奪い返し、多くの時間を甲府陣内で過ごす。おそらくこの展開を予測済みの甲府は強固なブロックを作り、ボールの保持は許しても、際どいエリアに入れさせることは許さない。


それでも27分、川崎Fが甲府の守備をこじ開ける。本職の左SBに入った佐々木 旭が攻撃速度を上げるように左サイド前方へパスを送ると、山本 悠樹が浮かせたボールをゴール前へ。走り込んだエリソンのシュートは飛び出したGK渋谷 飛翔にはじかれたが、こぼれ球を遠野 大弥が左足でのダイレクトで中に送ると、脇坂 泰斗がワンタッチでリターンし、遠野が右足でダイレクトボレー。このシュートがゴールに決まった。


その後はビハインドとなった甲府が勢いよく攻撃を仕掛けていく。しかし、ドリブルで持ち運んだ鳥海 芳樹のシュートがクロスバーにはね返されるなど、惜しくもゴールを奪えないシーンが続いた。


1点リードで後半に入った川崎Fは57分に再びゴールネットを揺らす。山本が浮き球のパスをゴール前に送ると、エリソンがトラップして相手と交錯するも持ち直し、左足でシュート。しかし、オンフィールドレビューの結果、エリソンがトラップした際にハンドがあったとの判定でノーゴールとなった。


1点を追う甲府は64分にピーター ウタカ、宮崎 純真と攻撃的な選手をピッチへ送り出す。70分にはピーター ウタカが強烈なミドルシュートを放ったが、山口の正面。さらに73分には相手のパスをインターセプトした飯田 貴敬が右サイドを駆け上がって、クロス。ファーサイドの宮崎がヘッドで折り返すと、中山 陸がゴール前に飛び込んだが、シュートは打ち切れなかった。


甲府は攻撃の中心的役割を担っていた鳥海がアクシデントで交代を余儀なくされた一方、川崎Fは家長 昭博、三浦 颯太、山田 新とリーグ戦のレギュラー級の選手がピッチに入り、落ち着いて試合を進めていく。


88分にはピーター ウタカが相手のバックパスを奪って、甲府にチャンス。ドリブルで山口をかわし、ゴールエリアのすぐ左の角度のない位置からシュートを放つが、セサル アイダルのクリアに阻まれてゴールは奪えず。さらに右サイドに流れたピーター ウタカを起点とした攻撃から木村 卓斗がミドルシュートを放ったが、山口に正面でしっかり抑えられたところで長いホイッスル。川崎Fが1点のアドバンテージを持ち、甲府のホームで行われる第2戦に臨むこととなった。

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