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新潟 5-0 町田:長倉×4、小野×1。新潟、大きなアドバンテージをゲット

  • Jリーグデータ 2024/09/05 02:22
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ベスト4進出を懸けて戦う、JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝。新潟対町田の第1戦はデンカビッグスワンスタジアムで行われた。ホームの新潟はトーマス デン、アウェイの町田は中山 雄太をはじめ5人が、W杯アジア最終予選を戦う各国代表活動のためにチームを離脱中。互いにフレッシュな顔ぶれを加えてのキックオフとなった。


両者は明治安田J1第28節から10日ぶりの再戦。その試合の先発から新潟は6人を変更。GK阿部 航斗、稲村 隼翔(JFA・Jリーグ特別指定選手/東洋大)、橋本 健人、秋山 裕紀、谷口 海斗、小野 裕二がスタメンに。徳島から7月に加入した橋本は、これがデンカSでのデビュー戦となった。


対する町田は、前回対戦から先発5人を変更。GK福井 光輝、鈴木 準弥、ドレシェヴィッチ、ナ サンホ、桑山 侃士(JFA・Jリーグ特別指定選手/東海大)がスタメンとなった。


前回対戦は0-0という結果に終わったが、トーナメントを勝ち上がるためには、相手より点数を多く取ることが必要になる。新潟の松橋 力蔵監督は「われわれから積極的にシュートを打っていくことで相手に圧力を掛けられますし、得点の可能性も十分高まる。チャンスがあれば逃さずに、ゴール目がけてシュートを打つことは大事かなと思います」と、よりシュートへの意識を高めて試合に臨んだ。


立ち上がりこそ町田のハイプレスに押し込まれたものの、5分を過ぎる頃には新潟がパスワークでそれを回避しながら攻撃のリズムを作り、ダニーロ ゴメスが積極的な仕掛けで相手陣内に押し込んでいく。


すると先制点は新潟。16分、橋本がエリア左手前から対角へクロスを上げ、ダニーロ ゴメスが折り返すと、中央で小野がつぶれ、ファーサイドに流れた長倉 幹樹が決めた。


町田も右SBの鈴木 準弥が高い位置を取り、人数をかけて攻め込むが、新潟のコンパクトな守備が機能し、中盤で奪われて前進を阻まれる。


反撃に出たい町田だが、32分、藤尾 翔太がダニーロ ゴメスへの危険なタックルで一発退場に。数的不利になったアウェイチームは、[4-4-2]から[5-3-1]へと守備陣形を変えてリトリート。新潟のポゼッションに対して、我慢の時間が続く。


42分、新潟に追加点。谷口のパスをエリア左から小野がダイレクトでゴールに流し込み、2-0で試合を折り返す。


後半開始から町田は選手3人を変更。下田 北斗、藤本 一輝、バスケス バイロンを投入する。しかし、次の1点も新潟。49分、小野のパスから長倉がこの日2点目を挙げ、3-0とする。


その後もボールを保持して相手陣内で多くの時間を過ごす新潟、ブロックを組んで粘り強く守る町田という時間が続く。


オープンになってきた終盤は77分、80分、83分と町田が新潟ゴールに迫るが、阿部の好セーブもあってスコアは動かせない。


87分、新潟は相手のゴールキックを途中出場の高木 善朗がカット。すぐさま出したスルーパスに抜け出した長倉が福井との1対1を制し、4-0。長倉は初のハットトリックを記録した。


さらにアディショナルタイム、長倉がこの日4点目を決めて5-0に。この結果、新潟がホームで先勝。大きなアドバンテージを持って、8日の第2戦に臨む。町田は本拠地での巻き返しを図る。

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