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新潟vs町田の見どころ:“あと一歩”だった攻撃。新潟に求められる質の向上

  • FIy999 2024/09/02 09:35
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JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝が、ホーム&アウェイ方式で9月4日と8日に各地で開催される。新潟と町田は、新潟のホームであるデンカビッグスワンスタジアムで第1戦を戦う。


このカードは今季のリーグ戦にてすでに2試合行われており、結果は新潟から見て1勝1分。新潟は昨季度の天皇杯ラウンド16でも1-0で勝利を収めており、町田が黒田 剛監督体制になった2023年以降、無敗を続けている。


国際Aマッチウィークに開催されるため、W杯アジア最終予選に臨む各国代表に選ばれた選手は不在となる。新潟からはオーストラリア代表にトーマス デンが、町田からは日本代表としてGK谷 晃生、中山 雄太、望月 ヘンリー海輝の3人に加え、オーストラリア代表にミッチェル デューク、韓国代表にオ セフンが招集された。両チームとも、新たにチャンスを得る選手の活躍に期待がかかる。


新潟は現在、明治安田J1で13位。8月31日に予定されていた第29節・名古屋戦が台風10号の影響が懸念されて中止となり、9月18日に延期開催されることが決定。そのため新潟にとっては、8月25日の第28節から、町田との3連戦になった。


第28節は0-0のドロー決着。新潟は町田のプレスを回避しながらのビルドアップで主導権を握ったが、中央を固めて低い位置に構えた町田のブロック攻略に苦戦した。一方で、町田のロングボールを使ったシンプルな攻撃に対しては、新潟もチャレンジ&カバーをハッキリとさせて、セカンドボールをいち早く回収し、ピンチになっても最後はGK小島 亨介がビッグセーブ。両チームの守備意識の高さが見られた試合となった。


ルヴァンカップを勝ち上がるためには得点が必要だ。前回の町田戦では、古巣対決となった鈴木 孝司が起点となったものの、サポートが足りずに攻撃へ移れなかったことは次への課題となる。同試合において、今季のリーグ戦では初めてピッチの外からチームを見た秋山 裕紀は「長いボールへの対応はチームとして課題だったので、しっかり失点ゼロで抑えられたことは素晴らしかった。攻撃は、あと一歩のところまで行けていたので、そのクオリティーを上げていけたら。ファイナルサードに入ったとき、局面でプラス1を作ることができれば」と、攻撃面で必要な要素を挙げる。ボランチとして攻撃に関わるタイミングを意識しながら、ゲームをコントロールする。また、ケガから復帰した太田 修介が、古巣戦で5月11日のJ1第13節・浦和戦ぶりの実戦復帰となるかにも注目が集まる。


町田はリーグ前節で浦和と対戦。国立競技場を舞台に繰り広げられた熱戦は、後半アディショナルタイムにエリキが同点ゴールを決めて、2-2のドローで決着。辛くも勝点1を獲得したが、他会場で勝利を収めた広島に勝点で並ばれ、得失点差で広島が上回ったことで、第15節・東京V戦終了後から守ってきた首位の座を明け渡すことになった。


そこから中3日で迎える今回のアウェイ戦。ロングボールの供給源と、そのターゲットとなる選手が代表活動のため複数名離脱することで、戦い方にどう変化が加わるかにも注目だ。


黒田監督体制における新潟戦初勝利を目指す。

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