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川崎Fvs甲府の見どころ:厳しい日程の川崎F。“飢えた”選手たちの奮闘に期待

  • FIy999 2024/09/02 09:28
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今季から新たな大会方式となったJリーグYBCルヴァンカップ。いよいよプライムラウンドの戦いが始まる。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24のノックアウトステージに出場していたことにより、この大会に初めて姿を見せるJ1の川崎FとJ2の甲府が、川崎FのホームであるUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで対戦する


リーグ前節、明治安田J1で最下位ながら2連勝中と勢いに乗っていた札幌に0-2で敗れ、前半終了後に雷雨のため中止となった前々節・浦和戦を挟んで2連敗となってしまった川崎F。飛行機移動を伴う遠征から中2日という厳しい日程で今回の甲府戦を迎えることになる。


札幌戦当日の夜に戻り、試合前々日の昼の段階では甲府の分析をし切れていないことから、鬼木 達監督は「それを踏まえてメンバーを選んでいきたい」と明言は避けたが、「連戦でいけるという選手もいれば、少し難しくなる選手もいると報告の中で上がってきている。その辺りのことを加味しながら選んでいきたい」とリーグ戦からのメンバー変更を示唆。当然、ただ替えるだけではなく「基準を超えてこないといけない」が、「試合に飢えている選手はいると思う」とリーグ戦で出場機会が少ない選手たちの奮闘にも期待を寄せる。


川崎Fは毎年タイトルを獲り続けることを目標としているが、2023/24シーズンのACLはラウンド16で敗退して優勝を逃し、今年度の天皇杯は3回戦で敗退。リーグ戦も現在14位と、苦しい戦いを強いられている。現実的にタイトルを獲るためにはルヴァンカップで勝ち進むしかない。8月に加入し、札幌戦で川崎Fデビューを果たした河原 創は、「チームとしてタイトルは大事だし、この日程もあってチャンスは絶対に来ると思う」とした上で、ホームでのデビュー戦に向けて「本当に楽しみだというのが一番で、結果がついてくれば最高」と意気込んでいる。


一方の甲府はJ2で11位と昇格争いに後れをとってしまっている状況ではあるが、大塚 真司監督就任以降は4勝1分2敗と調子を上げ、前々節から栃木、鹿児島を破って連勝を果たした。7年ぶりにU等々力(当時は等々力陸上競技場)に乗り込む。中日は川崎Fの2日に対して3日とたった1日しか変わらないが、一般的に「中3日なら問題ないが、中2日はキツい」という選手も多い中、そのアドバンテージを生かしたい。


鬼木監督は「J2リーグで見ていた印象と実際に戦う印象がちょっと変わったりしたりもする」ことを下のカテゴリーと対戦する際の難しさの理由の1つに挙げているが、甲府は川崎Fに一泡吹かせるためにどうするか。JFA公認S級コーチライセンスの講習で川崎Fに訪れていた大塚監督をはじめ、チーム一丸となって準備を進めているはずだ。天皇杯制覇(2022年度)、ACLグループステージ突破(2023/24シーズン)と躍進したように、今季のルヴァンカップでもサプライズを起こしたい。


ホーム&アウェイでの対戦ということもあり、この1試合ですべてが決まるわけではない。ただ、この結果が第2戦に向けて大きく影響を及ぼすことも当然ながら間違いない。まず準決勝進出に向けて前進するのはどちらだ。

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