マジョルカ、レガネスを1-0で下して今季初勝利!先発出場の浅野拓磨は確かな存在感も
- FIy999 2024/09/01 02:15
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31日に行われたラ・リーガ第4節、マジョルカは敵地ブタルケでのレガネス戦に1-0で勝利した。日本代表FW浅野拓磨は先発出場で、71分までプレー。その快速を生かしつつ存在感を放っていた。
開幕から3試合の成績が2分け1敗……第1節がレアル・マドリー戦(1-1)だったなど組み合わせの運あるが、そろそろ勝利がほしいマジョルカ。この昇格組レガネスとの一戦、アラサテ監督は4日前のセビージャ戦(0-0)でベンチスタートとした浅野を再びスタメンに起用している。
この試合の前半、浅野はこれまで以上の存在感を発揮した。4-3-3の右ウィングを務める日本人FWはまず3分、左サイドからのクロスにペナルティーエリア内中央で反応。ゴールに背を向けたまま頭でボールに合わせたが、わずかにクロスバーの上へ外れている。
浅野はさらに23分、今度は持ち味のスピードに乗った飛び出しからチャンスを迎えた。中盤から送られたロングボールに走り出すと、右足で巧みな、見る者をうっとりさせるようなトラップでボールを地面に落とす。そしてペナルティーエリア内右から、もう一度右足を使いシュートを放ったが、これは惜しくもGKにキャッチされている。
その後も浅野の飛び出しを主要武器の一つにして、レガネスを攻め立てたマジョルカは、43分に先制点を記録。左サイド、トニ・ラトが上げたクロスをファーのムリキが頭で中央に折り返し、そこに位置していたダニ・ロドリゲスがこちらも頭を使ってネットを揺らしている。
リードを得たマジョルカは、後半立ち上がりも攻勢を見せた。49分には左サイドに流れたムリキがゴール前に飛び込む浅野にボールを折り返したが、わずかに合わず。その後はビハインドを負うレガネスが反撃に出て、マジョルカは持ち味である高強度のハイプレスで応戦した。浅野も精一杯走ってプレスを仕掛け、ビルドアップを阻害しながら、あわよくばボール奪取を狙った。
61分にドメネクをロベルト・ナバーロに代えていたアラサテ監督は、71分にさらに2枚交代カードを切り、ラトと浅野を下げてダルデルとモヒカをピッチに立たせる。浅野は確かな存在感を示し、あとはゴールやアシストなど数字だけが足りなかった。
試合終盤、マジョルカはレガネスの攻勢に遭いながらも、虎の子の1点を最後まで守り切った。今季ラ・リーガ4試合目にして、アラサテ体制での初の公式戦勝利を果たしている。
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