• Loading...
Loading...

広島2-0柏:反撃を許さず快勝。広島が30年ぶりの快挙達成!

  • Jリーグ試合後のニュース 2024/08/26 04:00
  • 0

広島は公式戦4試合連続で同じ先発11名となった。GKはここまで全試合でゴールマウスに立っている大迫 敬介。DFはキャプテンの佐々木 翔、空中戦で無類の強さを発揮する荒木 隼人、新進気鋭・中野 就斗の3選手。ボランチは海外挑戦後に広島へ戻ってきた塩谷 司と川辺 駿の2人が組み、右サイドは大橋 祐紀がいなくなってピエロス ソティリウとともにチーム最多得点者となった新井 直人が、左サイドはチーム最多アシストをマークする東 俊希が務める。そして、前線はいつどんなときもチャレンジングにプレーする満田 誠と、常に足を止めずに走り続ける松本 泰志が2シャドーを組み、1トップも板についてきた加藤 陸次樹が最前線に立つ。夏場の連戦でもタフに戦う11名でスタートし、クラブとして同一シーズンでは30年ぶりとなる、トップカテゴリーでのリーグ戦6連勝を目指した。


対する柏は、前節・湘南戦から先発1名を変更。戸嶋 祥郎が2試合ぶりに先発に入って白井 永地とボランチを組み、ベンチには木下 康介と垣田 裕暉などが控える形でスタートした。その柏が、立ち上がりから広島陣内に勢いよく攻め込んでいく。左サイドでマテウス サヴィオが突破口となり、細谷 真大と小屋松 知哉の2トップがディフェンスラインに圧力を掛けていく。


6分には決定的なチャンスも作った。小屋松のラストパスを受けた細谷が佐々木 翔と競り合いながらゴールへ向かい、シュートを打ったが、鋭く前に飛び出した大迫にブロックされ、こぼれたボールを拾ったマテウス サヴィオのシュートはカバーに戻った中野にクリアされた。


広島も加藤が起点になって攻めていくが、なかなかフィニッシュにはつなげられない。15分を過ぎると広島がボールを持ってチャンスをうかがう時間帯も増え、29分には松本 泰志と満田の連係でシュートまで持ち込み、31分には満田のラストパスを受けた松本 泰志がGK松本 健太と交錯しながらシュートを放った。


ゴールにはならないものの、チャンスの具体性が高まってきた広島は、38分に中野が右サイドを“爆走”して駆け上がり、新井が入れたクロスがDFに当たって中野の前にこぼれると、背番号15がこのチャンスを逃さずに仕留めてみせた。


後半はリードした広島が力強く前へ出た。柏の守備陣も粘り強く守ってリードを広げさせなかったが、同点に追いつくことができない。その中で柏は52分、細谷が荒木を振り切って大迫と1対1になるチャンスをつかんだが、シュートは枠をそれた。59分には柏ベンチが動き、島村 拓弥と木下 康介という攻撃的な選手を投入したが、守備陣が踏ん張れなかった。


広島は65分、左サイドを見事なコンビネーションで突破。ニアゾーンを突いた松本 泰志のクロスがDFに当たって、ゴールに吸い込まれていく。オウンゴールによってリードを2点に広げた。


柏はさらに選手交代を行いながらゴールを狙うも、広島の守備陣を破れない。83分には古賀 太陽が退場となってさらに苦しい状況に。そのまま3試合ぶりの敗戦を喫し、広島が30年ぶりとなる6連勝を達成してみせた。

Loading...
Try leaving your comments

0comments

  • Hot
  • Time

No comments available