途中出場2分で決勝点も不満顔のトロサール、アルテタは「怒っていたが…」
- sky sports 2024/08/25 09:48
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アーセナルのミケル・アルテタ監督は、不満げな表情を見せたFWレアンドロ・トロサールについて語っている。
24日に行われたプレミアリーグ第2節で、アストン・ヴィラと敵地で対戦したアーセナル。相手に決定機を許しつつもGKダビド・ラヤら守備陣の奮起で失点を免れると、65分に途中出場したトロサールがわずか2分後に先制点を奪う。77分にはトーマス・パーティがミドルシュートを突き刺し、2-0で勝利を飾っている。
昨季シーズンダブルを喫したアストン・ヴィラに対し、厳しい展開になりながらも勝ちきったアーセナル。しかし連勝の立役者となったトロサールは、自らのゴール後にも祝う様子はなく、やや不満げな表情を見せていた。チームメイトに促されてようやくゴールパフォーマンスを披露したものの、その振る舞いには現地で注目が集まっていた。
そしてトロサールについて会見で問われたアルテタ監督は、本人がベンチスタートに不満を抱えていたことを明かしている。
「まず、(先発に)選ばれなかった時に反応する方法はいくつかある。レオは怒っていたが、ピッチで自分がいかに優れているかを見せるために怒っていた。そして落ち着いて試合に入り、こういったプレーを見せている。素晴らしいクオリティだ。さらに、先発に入ってもまったく同じことをやってくれる。これは私やチーム、他のメンバーにとって大きなメッセージであり、お手本でもある」
「今日はいくつか反応が見られたね。リッキー(リッカルド・カラフィオーリ)が出場した時も素晴らしかったし、リース(ネルソン)に5分間の出場を頼んでも同じだった。そして残念ながら出場機会がなかった選手たちは、他の選手をサポートしている。我々に必要なことなんだ」
さらに記者から「トロサールが先発すべきだったか?」と問われると、「そうだね、いつも通りだ」と返答。「もちろんリスクはあるが、あのポジションには素晴らしい2人の選手がいる。常に課題はあるものの、彼らが質の高いプレーができるのはわかっているんだ。今日はガビ(マルティネッリ)の先発を決め、良いパフォーマンスを見せてくれたが、試合の流れが変わったので交代が必要だった。そしてレオが大きな違いを生み出したんだ」と語っている。
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