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G大阪2-2福岡:二度追いつくも。G大阪、またしても勝ちどきを上げられず

  • FIy999 2024/08/25 02:04
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夏休み最後のホームゲームとあって33,878人の観衆が足を運び、チケットが完売となったパナソニック スタジアム 吹田で、リーグ戦の勝利に飢えるG大阪と福岡が対戦した。


湘南に勝ち切った天皇杯ラウンド16から中2日という過密日程のG大阪は、湘南戦で先発した7人がスタートから起用された。ウェルトンが累積警告によって出場停止のため、攻撃をけん引する役割を求められるのは、前節・神戸戦でゴールを決めて2ケタ得点まであと1点に迫る宇佐美 貴史。「常に先頭に立つことを意識している」と疲労感のあるチームを救うべく、意気込みを口にした。サブには負傷から復帰した福田 湧矢が今季の公式戦で初めてのメンバー入りを果たした。


一方、前節・新潟戦から中6日とフレッシュな福岡は、スタメン5人を入れ替え。攻守両面でテコ入れを施してきた。新潟戦の後半から用いた4バックを採用し、布陣は[4-4-2]に変更。G大阪との前回対戦(明治安田J1第11節/1○0)で決勝ゴールを決めたシャハブ ザヘディが2試合ぶりにスタメンに名を連ね、岩崎 悠人は2トップの一角で起用された。


福岡は岩崎の献身的なプレスもあって試合の入りに成功したが、13分、アクシデントに見舞われる。池田 樹雷人が負傷交代となり、井上 聖也をピッチに送り出す。その中で20分、紺野 和也がキレのあるドリブルでPKをゲット。自ら冷静に蹴り込んで、22分に先制に成功した。


追う格好となったG大阪は27分、PKを献上した鈴木 徳真がCKで高精度のボールを送り、福岡 将太の同点ゴールを演出する。


福岡の出足の良い守備に手こずりながらも徐々に攻撃の形を作り出し、リズムをつかんだかに見えたG大阪だったが、32分にショートコーナーから前 寛之に好クロスを供給されると、宮 大樹に豪快に頭で合わせられて1-2。


公式戦3試合連続で2得点を許し、苦しい戦いを強いられたG大阪。勝利のために最低でも2得点が必要になる後半に向けて、メンバーチェンジなく挑んだ。


後半開始早々、G大阪の“アカデミーホットライン”が開通する。48分、左サイドから宇佐美が供給したピンポイントクロスを坂本 一彩が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。


福岡は後半序盤、良い守備から効果的なカウンターを繰り出していたが、G大阪ペースで試合が進む展開が続くと見た長谷部 茂利監督は、57分にウェリントンら3人を同時投入。勝ち越しの3点目を目指しにいく。


3点目が必要なのはG大阪も同じ。65分には宇佐美が圧巻のドリブルからエリア内で際どいシュートを放ち、存在感を見せつける。


ウェリントンを効果的に生かせない福岡に対して、相手のCKをしのいだG大阪は80分にカウンターを発動。山下 諒也が速さを生かしてシュートを放つが、GK村上 昌謙の好守に遭う。G大阪は83分に福田とネタ ラヴィを送り出し、勝ち越しを目指したが、福岡の粘りの前に3点目を奪えず、痛恨のドロー。リーグ戦4試合連続の引き分けかつ、5戦未勝利となった。

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