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鹿児島vs清水の見どころ:“らしさ”は取り戻した。連敗脱出を狙う鹿児島が首位・清水に挑む

  • Jリーグデータ 2024/08/23 02:37
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19位・鹿児島が首位・清水をホーム・白波スタジアムで迎え撃つ。試合当日は九州最大級の花火大会である『第22回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会』が近隣で予定されており、白波スタからも花火が拝める。花火に後押しされた白熱のバトルを期待したい。


置かれている状況は好対照だ。


J2残留をミッションに掲げる鹿児島は中断明けから3連敗中。ここ6試合勝星なしでJ3降格圏の19位と苦しい戦いが続く。中断期間中に5人の選手が期限付き移籍で加入したが、チームの結果にはつながらず、チームが持っていた良さが消えてしまったような戦いが続いた。


ただ、前節・仙台戦では敗れはしたものの、攻守のハードワーク、素早い切り替えからの攻撃など、鹿児島らしさを出すことができた。結果を出すためにレベルアップが求められるのは「ゴール前での攻守」と広瀬 健太は言う。ゴール前のピンチでは体を張って守り、チャンスでは体を投げ出してでもゴールを決める。そのクオリティーをどれだけ高めていけるかは、清水戦を含めた残り11試合を戦うカギとなる。清水との前回対戦は0-4の完敗だったが、「自分たちのサッカーを自信を持ってやり切れば、どこが相手でも良い結果は出せる」と浅野 哲也監督は言い切る。


清水は前節、ホーム来場者800万人突破のメモリアルな試合で甲府に3-0と完勝し、首位をキープした。今節からアウェイ2連戦となる。甲府戦で先制点を挙げたカルリーニョス ジュニオは「アウェイで勝つことは僕たちにとってすごく大事。リーグ戦も終盤に差しかかってきて、J2優勝に向けた道のりの中でプレッシャーを感じることもあるが、僕たちはやるべきことをやるだけ」と淡々と闘志を燃やしていた。

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