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G大阪3-2湘南の試合結果:打ち勝ったG大阪。総力戦でかなえた“3大会ぶり”

  • Jリーグ試合後のニュース 2024/08/22 01:55
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明治安田J1での前回対戦から1カ月あまりで、G大阪と湘南が再びパナソニック スタジアム 吹田で相対した。


「選手のコンディションを考えてメンバーチェンジする」とダニエル ポヤトス監督が話したとおり、G大阪は直近のJ1第27節・神戸戦から先発6人を入れ替え。最終ラインでは左SBに入った中野 伸哉が今大会初先発を飾り、右SBには岸本 武流が抜擢された。ただ、ベンチには宇佐美 貴史やウェルトン、ファン アラーノが控えており、ダニエル ポヤトス監督の勝利に対するこだわりが見て取れる陣容だ。


対する湘南は、直近のJ1第27節・柏戦から先発6人を入れ替えた。古巣対戦となる奥野 耕平や小野瀬 康介が先発に名を連ねた一方、同じくG大阪を古巣とする阿部 浩之と鈴木 雄斗はベンチから出番を待つことになった。


積極的な出足を生かして序盤はリズムをつかんだ湘南が、“元ガンバコンビ”の輝きで先手をとる。


11分、左サイドで起点になっていた小野瀬のパスを受けた奥野が、中央から狙い澄ましたコントロールシュートを決めて、先制に成功した。


この先制パンチで目が覚めたG大阪は14分、中谷 進之介が右サイドの高い位置でボールを奪取。カウンターを発動すると、ネタ ラヴィを経由して、左サイドから山下 諒也がGKソン ボムグンの頭上を抜くシュートを決めて試合を振り出しに戻す。


この得点で勢いづいたG大阪は徐々にボールを動かして試合の主導権を握ったかに見えたが、35分、奥野のスルーパスを受けた岡本 拓也が右からクロスを供給すると、鈴木 章斗がニアで合わせて再び湘南がリードした。


G大阪も負けじと41分に鈴木 徳真が蹴ったFKに福岡 将太が頭で合わせ、再び同点に追いつく。


天皇杯ラウンド16の全8試合中、前半だけで4ゴールが乱れ飛んだのはこの一戦のみ。互いに勝ちたい気持ちがあふれたゲームは、後半は湘南が右サイドで効果的にボールを動かしてG大阪を押し込む展開が続く。


前半とは一転、決定機の少ない流れの中で63分、湘南が先に交代カードを切り、鈴木 雄斗と茨田 陽生を送り出す。一方、G大阪のダニエル ポヤトス監督は67分にファン アラーノとダワンを同時投入。攻守にテコ入れを図った。


週末の試合を見据えて90分で決着をつけたいのはどちらも同じ。湘南は75分にルキアンを送り出して勝ち越しを目指したが、76分にCKから中谷が執念のヘディングシュートを叩き込み、G大阪がこの試合で初めてリードをとった。


後半は山下を走らせるのみで単調な攻撃が続いていたG大阪は、80分に宇佐美を送り出し、ボールの落ち着きどころを作る。警戒すべきルキアンへのクロスに対しては、89分に江川 湧清と黒川 圭介をピッチに送り出し、5バックにスイッチすることで対処。


湘南はアディショナルタイムに得たFKのこぼれ球からGKソン ボムグンがシュートを放つ執念を見せたものの、G大阪が3-2で勝ち切った。


週末に控えるリーグ次節・福岡戦を見据えながら、文字どおりの総力戦で湘南を下したG大阪。公式戦5試合ぶりの勝利を手にするとともに、3大会ぶりの天皇杯ベスト8進出を果たした。

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