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長崎2-3横浜FMの試合結果:激しくスコアが動いた終了間際。決勝点を決めたのは長崎凱旋の植中

  • Jリーグ試合後のニュース 2024/08/22 01:48
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まだまだ暑さの続く長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎では、長崎対横浜FMの天皇杯ラウンド16が開催された。


両チームともに3日後にリーグ次節が控えていることから、リーグ前節からのターンオーバーを選択。スタメン総入れ替えとなった長崎は、GKに古巣戦となる原田 岳を起用し、CBはヴァウドと白井 陽貴のコンビ。アンカーには安部 大晴が入り、名倉 巧と中村 慶太がインサイドハーフに陣取った。


対して、スタメン10名を入れ替えた横浜FMは、GKに飯倉 大樹を起用。CBは上島 拓巳と、リーグ前節・川崎F戦でJリーグデビューを飾ったジャン クルード。右SBには負傷から復帰した小池 龍太が入った。


また、長崎でプロデビューを飾った加藤 聖と植中 朝日は、ともにトラスタ凱旋となった。


後方からのビルドアップを目指すチーム同士の対戦は、高い位置からプレッシャーを掛ける横浜FMが主導権を握る展開。10分、高い位置でボールを引っかけ、枠内へシュートを放つ。19分には山根 陸がミドルシュートを放ったが、いずれも原田にセーブされた。23分には榊原 彗悟がミドルシュートを打ったが、ゴール左に外れた。その後も右サイドでの組み立てを中心に、長崎ゴールへ迫る。


攻め手に欠ける長崎は[4-4-2]の守備ブロックで耐えつつ、広大なスペースを突きながらカウンターを狙う。21分、右SBの成瀬 竣平が斜めにドリブルで運び、ゴールへの意欲を示した。


34分には、前半最大の決定機が横浜FMに訪れる。長崎のCB白井のパスが乱れ、ボールは植中の下へ。植中はGKとの1対1を迎えたが、シュートは原田にストップされた。


ほとんどの時間で横浜FMが攻める展開ながら、ラストパスとシュートの精度が足りずに得点を奪えず。前半は0-0で折り返した。


後半に入っても、主導権を握るのは横浜FM。ボランチがより攻撃に絡み、長崎の守備を崩そうと試みる。50分には小池 裕太のクロスに反応した天野 純が右足でシュートを放ち、直後にも榊原がミドルレンジからシュートを打ったが、いずれも決まらず。


すると、ここまで自陣でのプレーが続いていた長崎がワンチャンスを生かす。58分、カウンターから右サイドの成瀬、中村へとつなぎ、中村はファーサイドへアーリークロス。これにフアンマ デルガドが左足で合わせ、ネットを揺らした。


横浜FMはその直後に井上 健太と宮市 亮を投入。さらに64分には喜田 拓也をピッチに送り込み、得点を目指す。すると67分、右サイドから入れたクロスのこぼれ球を、天野が強烈なシュートで叩き込み、同点に追いついた。


一気に逆転を目指す横浜FMは、74分に加藤 蓮が左足で強烈なシュートを放つも、この日再三ナイスセーブを見せている原田にセーブされた。


その後、お互いに交代カードを切って勝ち越しを目指す。89分には左からのクロスに宮市が頭で合わせたが、クロスバーを直撃。


90+2分、次の1点は長崎に生まれる。カウンターからエジガル ジュニオ、松澤 海斗とつなぎ、パスを受けたマテウス ジェズスがトラップで1人かわし、右足でシュート。これが決まり、長崎が再びリード。


しかし、試合はまだ終わらない。90+8分、右からのクロスに西村 拓真が合わせ、土壇場で横浜FMが追いつく。


さらに90+10分、パスを受けた植中が左サイドからニアサイドを射抜いた。逆転した横浜FMが3-2でベスト8進出を決めた。

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