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レアル・ソシエダ 1-2 ラージョ・バジェカーノ:主力流出&FW不足

  • Echofootball 2024/08/19 02:00
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18日のラ・リーガ開幕節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのラージョ・バジェカーノ戦を1-2で落とした。先発出場のMF久保建英は68分までプレーしている。


ル・ノルマンがアトレティコ・マドリー移籍、ミケル・メリーノがアーセナル移籍目前で招集外、サポーターが声高に叫び続けるFW獲得が未達成……。ソシエダは主力流出と補強不足の不安に苛まれながら、今季ラ・リーガの開幕を迎えた。


イマノル監督はリヴァプールからの誘いを断り、クラブに残ったスビメンディをベンチに温存。中盤に右からブライス・メンデス、ウルコ、トゥリエンテス、前線に久保、オヤルサバル、ベッカーを起用している。


キックオフから10秒後、いきなりラティウの決定機を許したものの、パチェコのゴールライン上のクリアで事なきを得たソシエダ。序盤はラージョの強度あるプレッシングを前に苦しむも、少しずつ攻撃を仕掛けられるようになる。しかし19分にトゥリエンテスが放ったミドルはGKカルデナスに弾かれ、30分にCKからエルストンドがフリーで放ったヘディングシュートは枠外へ飛ぶなど、ゴールを決めるまでには至らない。


久保は昨季同様、右サイドを主戦場として鋭いドリブルを見せていく。25分には速攻からボールをペナルティーエリア手前まで持ち込んだが、この場面では球離れが悪く相手DFに潰されてしまう。その後も右サイドからドリブルを仕掛けていくものの、1人をかわしても2人目まで抜くことはできず、チャンスをつくるまでには至らなかった。


前半はスコアレスのまま終了。迎えた後半、ソシエダはウルコをスビメンディに変えてペースを握ったが、相変わらずゴールは遠いままだ。久保はというと54分、ピッチ中央で自らのボール奪取からドリブルを仕掛け、中央を走るベッカーにスルーパスを送って決定機を創出。だが背番号11のシュートは枠を捉えられなかった。日本人FWはさらに58分、右サイド深い位置から個人突破を狙うも、エンバルバの強引なスライディングに倒されてイエローカードを誘発している。


そして67分、ついにスコアが動く。決めたのはアウェーのラージョだった。ムミンのボール奪取からショートカウンターを仕掛け、ペナルティーエリア内のデ・フルトスがGKレミーロを破っている。


ビハインドを負ったイマノル監督は68分に交代カードを切り、久保とトゥリエンテスを下げてセルヒオ・ゴメスとバレネチェアを投入。しかしその後、効果的な攻撃を見せることはできず、84分に2失点目を喫する。途中出場のU-23スペイン代表FWカメジョに落ち着き払ったシュートを決め切られた。


ソシエダは後半アディショナルタイム、スビメンディがペナルティーエリア内から左足のシュートを決め切って、どうにか1点を返した。しかし同点に追いつくことはかなわず、1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを迎えている。クラブと極めて強い絆を持つ、地元出身のスビメンディがわずかな希望を灯したソシエダではあるが、開幕戦黒星にサポーターの不安はさらに募ることになった。

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