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清水vs甲府の見どころ:清水が抽出した課題。守備の使い分けが試される

  • FIy999 2024/08/16 02:29
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首位に再浮上した清水が、ホームに14位の甲府を迎える。


清水は前々節の仙台戦を1-2で落としたものの、前節はホームで群馬に4-0と完勝。主将の北川 航也が「前半は攻守においてパーフェクトに近い内容だった」と口にするように、手ごたえのあるゲームだった。


だが、課題がなかったわけではない。後半の序盤には前から奪いにいったところを外され、カウンターを食らう場面が複数回あり、秋葉 忠宏監督は「前から行くときと、セットするときの使い分けができるようになると、より面白くなる」と語った。


加入後2試合連続ゴール中の宇野 禅斗は「エスパルスの良さは、奪われたあとの切り替えで奪い返すスピード感だったり、アグレッシブに前から行くところ。大前提としてそこを失ってはならない」と断言。強みを損なうことなく、ゲームをコントロールすべく、秋葉監督も今週のトレーニングではイメージを共有。甲府戦では体力面で消耗した状況において、チームがどのように“行くとき”と“構えるとき”の意思統一を図るかが試される。


甲府はここまで波に乗り切れないシーズンを過ごしているが、現在は開幕直後以来の2連勝中。7月に就任した大塚 真司監督の下で守備に安定感が生まれ、11人全員の連動が生まれている。結果として、アダイウトンやピーター ウタカのように個の力を持つタレントが、その能力を遺憾なく発揮できる環境が整った印象だ。


清水にとって、今季リーグ戦12試合無敗のホームで続けて戦えることは追い風となるが、甲府もそんな“難攻不落”のスタジアムで初めて土をつけられるならば、終盤戦に向けて勢いに乗れるはず。


両者ともに勝点1では満足できない。勝点3が欲しい一戦だ。

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