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C大阪vs京都の見どころ:相手が恐れる攻撃を。C大阪に必要なフィニッシュ増加

  • FIy999 2024/08/15 08:24
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残り12試合となった明治安田J1。それぞれの目標へ向け、一戦一戦の重みがより増していく中、ヨドコウ桜スタジアムでは6位のC大阪が18位の京都を迎える。


順位では開きがある両者だが、直近の勢いでは京都に分がある。7月以降、3分2敗と勝利がないC大阪に対し、京都は後半戦に入って4勝2分1敗。後半戦だけを見ればリーグ首位タイの勝点を挙げている。「今までも強い矢印を前に向けて戦ってくるチームだったが、その矢印がより太くなっている印象」とC大阪の小菊 昭雄監督は京都について語り、「(前々節・)町田戦、(前節・)広島戦に臨む以上のパワーを出さないと、京都のパワーを上回れない」と警戒する。京都の前向きな矢印がC大阪を呑み込むか、C大阪が長短を織り交ぜたパスでそれをはね返して相手陣に迫るか。互いのスタイルが真っ向からぶつかり合う一戦になりそうだ。


C大阪はリーグ戦再開後、町田、広島と続いた2連戦で1分1敗と勝ち切れず、上位との勝点差を詰めるチャンスを逃した。「直近の2試合は上との対戦だったので、勝って差を縮めないといけなかった。そこで勝てない自分たちの弱さや甘さが出た」と登里 享平は悔やむ。同時に、「終わったことは戻れないので、ここから勝っていくしかない。現状を受け止めて、改善するところは改善して、次のホーム戦で勝点3を取って前に進んでいきたい」とも語った。


そのために必要なことは、相手陣に迫った中でいかに怖い攻撃を繰り出せるかにある。登里がケガから復帰して以降、ビルドアップに改善は見られるが、町田戦は4本、広島戦は6本とシュートの数は少なく、今季初めて2試合連続無得点に終わった。広島戦後、小菊監督は「ゴールへ向かう動きは少なかった。ボール保持からどうフィニッシュにつなげていくか」を課題に挙げたが、ボール保持が目的になるのではなく、あくまで手段として活用し、フィニッシュの回数を増やしていくことが求められる。「特別な気持ちを入れることなく、チームが勝つためにプレーしたい」と話す、この夏に京都から完全移籍で加わった山﨑 凌吾のプレーにも注目だ。


対する京都は前節、アウェイで新潟に0-2で敗戦。7試合ぶりの黒星を喫したが、前半の内容は悪くなかった。バックパスのミスからPKを献上し、先制を許したことが響いた格好になったが、前々節・名古屋戦でも似た形で先制点を奪われている。「2試合連続でああいう失点が生まれているのは、何かチームとしてのサインだと思う。いらない失点を2試合続けていると難しい展開になる。次に向かう材料とするしかない」と曺 貴裁監督は引き締めたが、プレスを受けた際のつなぎを含めて今節は入りから集中力高く臨みたい。


前節の結果、上位グループから離されたC大阪は、再び上位争いに加わっていくためにも、今節はリバウンドメンタリティーが求められる。仕切り直しとなる京都としても、降格圏脱出へ向け、アウェイでも目指すは勝点3。勝利を欲する両チームの執念がぶつかり合う、激しい一戦になることは間違いない。


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