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広島2-0C大阪:今宵の主役はトルガイ・アルスラン。Eピースで見せつけた才能

  • Jリーグデータ 2024/08/12 02:21
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3年ぶりに戻ってきた川辺 駿がエディオンピースウイング広島で初スタメンを果たした広島は、前節・東京V戦のスタメン11人からトルガイ アルスランがベンチに回る形でスタート。対するC大阪は、前節で町田と0-0で引き分けた先発がスタメンに名を連ねた。


序盤は広島がボールを握る時間を長くしていく。川辺と塩谷 司のダブルボランチが落ち着いてボールを動かしていく中、13分にはセットプレーの流れから右サイドの満田 誠がクロスを上げ、ファーサイドで新井 直人がヘディングシュートを放つ。しかし、これは枠を外れた。


C大阪は16分に左サイドを突破してルーカス フェルナンデスがシュートを放つ。グラウンダーのシュートはゴールを捉えたが、佐々木 翔のクリアに遭って先制とはならない。


20分を過ぎると、C大阪もボールを保持する時間を長くしていく。登里 享平や柴山 昌也が立ち位置に変化をつけて、広島のプレスを外して前進する場面を作っていくことで一進一退の攻防が続き、お互いの守備陣が集中して対応していく。41分にはC大阪が右サイドからグラウンダーのクロスを上げて、レオ セアラがニアに飛び込んだが、広島の荒木 隼人がピタリとマークしてシュートを打たせない。広島は前半終了間際に満田がニアゾーンを突こうとするも、C大阪の鳥海 晃司が冷静に対応してクロスを上げさせない。


0-0のまま迎えた後半、広島は塩谷に代えてドウグラス ヴィエイラを投入。C大阪はメンバー変更なく、後半もお互いに集中してスタートした中、56分に広島がビッグチャンスをつかむ。満田がC大阪のビルドアップを引っかけ、加藤 陸次樹にボールが渡ってシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。


59分にはC大阪にチャンス。登里がタイミングよく攻め上がってニアゾーンを突き、中央に速いボールを入れたが、誰も合わせることはできない。62分には川辺がボールを配って広島にチャンスが生まれる。新井の鋭いクロスがドウグラス ヴィエイラの頭に届いたが、ヘディングシュートは惜しくも枠をそれた。


ゴールのにおいが漂い始めた中、川辺が63分にトルガイ アルスランと代わってピッチを退き、新井に代わって越道 草太も出場していく。そして67分には満田に代わって中島 洋太朗が出場し、73分にはドウグラス ヴィエイラがピッチを退くアクシデントが起きて井上 愛簾がピッチに駆け出していった。


66分に北野 颯太を投入していたC大阪は、76分に山﨑 凌吾と平野 佑一を送り出す。両チームの選手が入れ替わって試合が一気に動き出しそうな気配が漂う中、広島の30番が違いを見せつけた。


78分にペナルティーアークの中で前を向いたトルガイ アルスランが冷静に左足を振って先制点を決めると、85分には右サイドを突破した井上のパスを受け、落ち着いてDFをかわして2点目も決めてみせる。


立ち上がりから緊張感が張りつめた中で進んだ好ゲームは、トルガイ アルスランがその才能を存分に発揮して広島に勝利をもたらした。

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