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町田0-1湘南:池田が決めた虎の子の1点。湘南が首位撃破に成功

  • Jリーグデータ 2024/08/12 02:14
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優勝争いで一歩リードする町田と残留争いの渦中にある湘南が対峙した一戦は、中3日での試合を考慮したのか、両チームともにスタメンの顔ぶれを変えて臨んだ。


ホームの町田は前節のC大阪戦から4名変更。湘南から期限付き移籍で加入している杉岡 大暉は契約の関係上出場できないため、替わりに林 幸多郎が先発に復帰した。また、この夏の移籍市場で加入した白崎 凌兵が初先発。戦前、黒田 剛監督が「ボランチの人選を迷っている」と話していたように、ダブルボランチの組み合わせは白崎と下田 北斗というフレッシュなコンビとなった。さらに右SBの人選は、望月 ヘンリー海輝から鈴木 準弥へと替わっている。


一方、アウェイの湘南は前節の福岡戦から2名変更。鈴木 淳之介とルキアンがスタメンに名を連ねた。


試合は開始5分に湘南の田中 聡がチームファーストシュート。そのミドルシュートがGK谷 晃生の守備範囲に飛ぶと、それ以降は町田のペースで試合が進んだ。


11分にはホーム初登場の相馬 勇紀がカットインから強烈なシュート。これがクロスバーを叩いて難を逃れた湘南は、19分にチャンスを作り、吉田 新からのクロスに合わせたルキアンのヘディングシュートが町田ゴールを襲った。しかし、湘南にとって最初の決定機は、谷のセービングに阻まれている。


前半45分を通じてのビッグチャンスは36分。町田・相馬のクロスにオ セフンが飛び込み、枠内にボールを入れたが、VARによるオフサイドの判定で“幻のゴール”となった。


0-0で前半を終え、ハーフタイムでのメンバー交代はともになし。後半は、開始早々に湘南が試合を動かした。


48分、セカンドボールを回収した展開から、ボックス内へ進入した池田 昌生へ田中から縦パスが通ると、池田が冷静に町田ゴールを射抜き、先制に成功した。


電光石火の先制点を奪った湘南は、精神的にも落ち着いたのだろう。ボールを掌握しながら時計の針を進め、相手のスキをうかがう。55分には中央でのボール奪取からカウンターを発動。シュートには結びつかなかったが、追加点を奪おうと町田ゴールに何度も迫った。


まずは追いつきたい町田は59分に3枚代えを実行。サイドハーフとボランチの個性を変えることで反撃のギアを上げようとした。


対する湘南は65分に2枚代え。2トップとインサイドハーフの個性を変えてチーム全体の強度を担保した。


試合は湘南の1点リードで最終盤に突入。町田は相手陣地でのセットプレー攻勢を含め、怒とうの猛攻を仕掛けたが、5分目安のアディショナルタイムでも1点が遠い展開を変えられず。後半立ち上がりに決めた虎の子の1点を守り切った湘南が、見事に首位撃破を成し遂げた。

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