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最高の結末。磐田、交代策が的中

  • Jリーグ試合後のニュース 2024/08/12 02:07
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エコパスタジアムで行われた磐田と鹿島の一戦は、磐田がホームで意地を見せ、最高の結末を届けた。


ジャーメイン 良とマテウス ペイショットを出場停止で欠く磐田は、最前線に渡邉 りょう、トップ下に平川 怜を抜擢し、前節・新潟戦で途中出場から試合の流れを変えた松本 昌也とブルーノ ジョゼも先発入り。最終ラインには、出場停止明けの松原 后が2試合ぶりに先発復帰し、新加入のハッサン ヒルがリーグ戦初先発を飾った。


アウェイの鹿島は、出場停止明けの知念 慶がボランチに帰ってきたほか、樋口 雄太が4試合ぶりに先発に復帰。中3日という連戦で大きくメンバーを入れ替えなかった。


[4-3-3]の布陣でスタートした磐田がキックオフ直後に奇襲を仕掛ける。キックオフの流れから植村 洋斗がロングボールを送ると、開始14秒ほどでこぼれ球を拾った松本が鋭いミドルシュートを放つ。これはGK早川 友基の好セーブによって阻まれたが、その流れで獲得したCKからハッサン ヒルが二度にわたってシュート。磐田が良い入りを見せる。


ただ、徐々にボールを握った鹿島が相手陣へと押し込み始める。しかし、なかなか良い形でシュートまで持ち込めない。逆に[4-1-4-1]のコンパクトな守備ブロックを構える磐田が、ボールを奪ったところから渡邉を起点に素早くボールをつないでカウンターを狙う。25分には右サイドで松本からブルーノ ジョゼにつながったタイミングで平川が絡み、流れるような攻撃を仕掛けていく。


鹿島は34分、柴崎 岳がSBの背後を取ってクロスを上げる。これを一度はクリアされたものの、ペナルティーエリア内でこぼれ球を奪い合ったところで師岡 柊生が倒れ、主審が笛を鳴らす。VARチェックの結果、判定は覆らずに、このPKを鈴木 優磨が沈める。


先制した鹿島は前半終了間際にCKを知念がフリーで合わせて、追加点のチャンスも訪れたが、これはGK三浦 龍輝のスーパーセーブに遭う。前半は鹿島の1点リードで折り返した。


ビハインドの磐田は後半立ち上がりからアグレッシブに入る。そして、48分にはSBの背後を取った松本のクロスがペナルティーエリア内で関川 郁万の手に当たり、主審が笛を鳴らす。だが、この判定はオンフィールドレビューの結果取り消しとなり、PKとはならなかった。


磐田は65分に古川 陽介とジョルディ クルークスを、76分には山田 大記を投入する。すると77分、右サイドに入ったジョルディ クルークスが左足でクロスを上げると、ペナルティーエリア内に走り込んだ山田 大記がうまく左足で合わせて、同点に追いつく。


そして最後は、劇的な結末が待っていた。89分、最終ラインの背後でスローインを受けた植村のクロスをファーサイドの古川が押し込んで、磐田が逆転に成功する。


このまま11分間のアディショナルタイムを耐え抜いた磐田が6試合ぶりの勝利を飾り、ホームゲーム今季最多の32,995人が詰めかけたスタジアムが歓喜に包まれた。一方の鹿島は、3連勝とはならず、他会場で敗戦を喫していた首位・町田に詰め寄ることができなかった。


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