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甲府vs藤枝:甲府の矢印は自分たちへ向く。新たなテーマは“1枚岩”

  • プレビュー 2024/08/09 05:55
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前節・群馬戦で11試合ぶりの勝利を挙げて順位を14位に上げた甲府が、4ポイント先を行く11位の藤枝をホームに迎える明治安田J2第26節。前期のアウェイゲームで悔しい負けを喫している甲府としては、藤枝の“超攻撃的エンターテイメントサッカー”をやらせず、圧倒する時間を少しでも長くした内容で勝利したい。前期は、自分たちの最大値を発揮することなく、勝負の肝のところで藤枝の勢いに押された面もあった。しかし、大塚 真司新監督になってからのリーグ戦は1勝1分1敗、天皇杯ではJ1のC大阪に勝利を収めるなど状況は良化。この変化や進化を見せつけたい。


J1昇格を目標にする藤枝は、“ミスの基準を上げる”をテーマに中断期間を過ごしてきた。前節・鹿児島戦は新加入の千葉 寛汰が逆転ゴールを決めるなど、3-2で勝利を収めている。


チャレンジをしてくる藤枝に対して甲府はどう臨むのか。受けて立てるような力の差はなく、おそらく今節も相手の対策より“自分たちが何をするか”に重点を置くはず。新たなテーマは“1枚岩の守備”で、全体が同じ意思を持って、同じタイミングでボールを奪う動きをすることだと認識しているが、アグレッシブな藤枝が相手ではリスクは低くない。中断期間にケガ人が戻ってきた甲府は選択肢が増えており、再開後の2試合目となる今節、競争が激化する中で大塚監督が誰を選択するのかは興味深い。中でも守備陣の競争は特に激しい様相を呈しており、守備陣の活性化が、ボール奪取やビルドアップの面を通じてチーム全体の活性化につながることも期待できそうだ。

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