• Loading...
Loading...

バルセロナ、期待した選手売却は難航か…ロケやギュンドアンらの状況を現地メディア分析

  • Echofootball 2024/08/09 02:13
  • 0


バルセロナの移籍市場について、『The Athletic』が伝えている。


今夏にハンジ・フリック新監督が就任し、新シーズンのタイトル奪還を目指すバルセロナ。財政難が伝えられる中でも移籍市場で積極的に動いていることが伝えられており、先日には総額6000万ユーロ(約96億円)でスペイン代表MFダニ・オルモの移籍についてRBライプツィヒと合意に至ったことが伝えられた。


しかし『The Athletic』によると、財政難に苦しむバルセロナはラ・リーガのサラリーキャップによって、現在は新選手の登録ができない状況に陥っている。そのため、人件費に余裕を作るためにも複数選手の放出が必要になっているという。しかし、放出の可能性が伝えられる選手たちは退団を急いでおらず、資金確保は難航しているようだ。同メディアが放出候補とされた選手たちの現状を分析している。


最初に挙げられた候補はイルカイ・ギュンドアン。昨季公式戦51試合に出場5ゴール14アシストを記録した33歳MFだが、バルセロナは今後選手と話し合い、他クラブからのオファーに耳を傾ける気があるかを確認する模様。しかし選手側はバルセロナに満足し、現チームでも重要な役割を担っていると考えており、残留を決意しているようだ。そして関係者の1人は、「チームのベテラン選手のほとんどが同じ状況。フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキらもそうだ。彼らは誰も退団を急いでいないし、新しい契約を求めるつもりもない。ここで問題がないんだ」と語ったという。


次に注目されたのは、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ。『The Athletic』は「他クラブからのオファーに耳を傾ける数少ない選手の1人だった」としつつ、バルセロナ側は8000万ユーロ(約129億円)程度のオファーを期待していた模様。しかし、コパ・アメリカでの負傷で長期離脱を強いられることになり、今夏の売却は期待できないようだ。


そして『The Athletic』は、FWヴィトール・ロケの状況も分析。移籍金3000万ユーロ(約48億円)で今年1月に前倒し加入した19歳FWだが、前任のチャビ・エルナンデス監督と同じく、フリック監督もパフォーマンスに満足していないという。バルセロナ側は今後数週間でロケの新天地を探すようだが、昨季の終わりに代理人は「バルセロナを退団する場合はレンタルではなく完全移籍」と話している。現在はサウジアラビア勢から接触があるものの、交渉は進んでいないと伝えられている。


また、昨季レンタルされていたアンス・ファティとクレマン・ラングレもフリック監督の構想外であり、両選手合わせて年俸3000万ユーロに達することから、バルセロナ側は放出の道を探っているようだ。


現時点では選手放出が難航し、資金確保に苦しんでると伝えられるバルセロナ。今後の動向に注目が集まっている。

Loading...
Try leaving your comments

0comments

  • Hot
  • Time

No comments available