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新潟vs磐田:ともに中断期間中に強化。成果を示すのは

  • Jleague刑事 2024/08/06 02:45
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約2週間半のサマーブレイクを終えて、明治安田J1が再開される。中断期間明けの初戦となる第25節で、15位の新潟は勝点4差で18位の磐田とデンカビッグスワンスタジアムで戦う。


両者の前回対戦は、ヤマハスタジアム(磐田)で行われた第6節。0-0で迎えた後半、新潟がボールを握ってリズムをつかみ始めたものの、75分にPKで得点を許すと、新潟はその4分後、ロングボールからあっさりと2失点目を喫した。磐田にとってはこれが今季のホーム初勝利となった。


新潟は前節、C大阪と対戦し、2-1。連敗を『2』で止めるとともに、3試合ぶりに勝点3を手にした。この試合で11試合ぶりに先発した小野 裕二、13試合ぶりに先発した宮本 英治が前線から連動して守備の強度を高めると、ここ2試合の課題であった開始15分以内の失点も改善。36分に松田 詠太郎のJ1初得点で先制に成功した。1-0で迎えた後半も勢いよく入り、47分に小野が加入後初ゴールを決めた。しかし、終盤はパワープレーに出たC大阪に押し込まれ、90+10分に失点。クリーンシートで終わることはできなかった。


松橋 力蔵監督は試合後、「あの光景を何度見てきたか。終盤のゴールで何度、勝点2を落としたか」とコメント。勝利を手にしたものの、苦い表情で振り返った。


リーグ再開に向けたトレーニングは、切り替えの早さを含めた守備強度も高めていっている。新潟は今節から18位の磐田、17位の京都と対戦する。残留争いに巻き込まれないためにも、負けることはできない。むしろ「負けられない試合じゃなくて、必ず勝つ試合。それはC大阪戦が終わった時点で、選手にそこを見据えてほしいと伝えた」と松橋監督。必勝を期し、ポゼッションを基調としたスタイルをさらに洗練させている。


中断期間中には、ケガで離脱していた小島 亨介や鈴木 孝司、早川 史哉、星 雄次らが続々と合流。また、徳島から橋本 健人を獲得した。橋本はビルドアップや左足からのクロスを得意とする攻撃的な左SB。「アタッキングサードの躍動感をプラスαできると思う」と意気込む。


一方の磐田はここ4試合勝ちなしで2連敗中。前々節・湘南戦は開始20分で退場者が出たこともあり、0-5と大敗。前節・京都戦は39分にジャーメイン 良の今季13得点目で先制したものの、79分にミスから同点に追いつかれると、その3分後にも失点を喫し、わずか4分間で逆転された。この結果、第5節ぶりに降格圏内である18位に降下。16位の湘南、17位の京都とはまだ勝点1差。勝利し、ボトム3からの脱却を図りたい。


今夏の補強では、4選手を獲得。栃木からGK中島 佳太郎が育成型期限付き移籍から復帰し、イフド・ブネイ・サフニン(イスラエル)から完全移籍でDFハッサン ヒル、C大阪から完全移籍でMFジョルディ クルークス、同じくC大阪から期限付き移籍でFW渡邉 りょうが加入した。すでにジョルディ クルークスは中断前の京都戦で途中出場を果たしている。

サイドを起点とした攻撃は磐田のストロングの1つだ。ジョルディ クルークスの加入により、新潟にとってはさらに警戒が必要となるだろう。


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