チェルシーは、退団が近づくイングランド代表MFコナー・ギャラガーの後継者をリストアップしているようだ。

チェルシーの育成組織出身で、2021-22シーズンにレンタルされたクリスタル・パレスでブレイクを果たしたギャラガー。翌シーズンからチェルシーのトップチームに合流すると、クラブが苦戦する中でこれまで公式戦100試合近くに出場し、主力の1人として牽引してきた。イングランド代表の一員としてEURO2024でも5試合に出場している。

そんなギャラガーだが、チェルシーとの残り契約が1年となった中で今夏の去就が大きな話題に。そして移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ギャラガーとアトレティコ・マドリーは口頭合意に達した模様。5年契約を結ぶことになるようだ。また、すでにアトレティコとチェルシーは移籍金4000万ユーロ（約65億円）で合意済とも。『BBC』のニザール・キンスラ記者は、5日にもメディカルチェックのために現地入りすると伝えている。

そして、チェルシーはギャラガーの後継者をリストアップしているようだ。イギリス『スカイスポーツ』は複数選手をチェックしている中で、セルティックMFマット・オライリーが候補になっていると報道。4日のスコティッシュ・プレミアシップ開幕戦にもフル出場した23歳のデンマーク代表MFだが、今夏にはヨーロッパリーグ王者アタランタからもオファーを受けており、さらにプレミアリーグの他クラブも接触しているという。争奪戦の様相を見せる中、チェルシーも選択肢の1つとしてオファーを提出する可能性があるようだ。

チェルシーは18日、王者マンチェスター・シティとのプレミアリーグ開幕戦に挑む。それまでにギャラガー移籍や後継者の獲得は成立するのだろうか。