“不評”だった決断がアーセナル復権の原動力に?
- sky sports 2024/08/05 07:42
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アーセナルのエドゥSD(スポーツダイレクター)は、チームの強化方針について持論を語った。
2000年代初頭に選手としてアーセナルで活躍したエドゥSD。2019年にスタッフとして復帰し、当時はテクニカルダイレクターとして、2022年にはクラブ史上初のSDに就任すると、2シーズン連続でプレミアリーグ2位に入るなど近年の躍進をミケル・アルテタ監督とともに支えてきた。
そんなエドゥSDは『Men In Blazers』に出演し、チームの強化方針についてコメント。同氏就任後は若手選手に積極的に投資してきたが、当時は不評だったことも明かしている。
「フットボール界で生きていると、決断を下さなければならない。簡単なものもあるが、時には不評であっても決断しなくてはいけないんだ」
「私が加入した時、チームのバランスやポジション、そしてグループの年齢に注目した。気をつけなければならない要素は3つ。まず選手の年齢を、次に選手の給与を、そして3番目にパフォーマンスを見なければならない。26~27歳を超えた選手には注意が必要だ。そして彼が高給を受け取っていれば、さらに気をつけないと。そしてパフォーマンスが悪ければ、終わりだね」
「私がアーセナルに帰ってきた時、選手全員にリスペクトは持っていたが、ほとんどの選手が26~27歳以上だった。さらに高給を受け取っているが、パフォーマンスを発揮できていなかった。この3つの要素が揃っている時、どこかのクラブが我々の選手を買いたいと思うだろうか? どこにもないだろう」
「そしてその後、“不評”な決断を下していった。3つの要素を持つ選手たちのほとんどは、自分を愛するメディアやファン層があるからね。だがクラブにとって、そういった選手たちを同じ状況で抱え続けるのは、時には健全ではないんだ」
これまで冨安健洋やベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、マルティン・ウーデゴール、カイ・ハヴァーツ、デクラン・ライスなど、現主力選手の獲得に関わってきたエドゥSD。自身の哲学が近年の躍進につながっているようだ。
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