アトレティコ・マドリードは、チェルシーとの移籍金3400万ポンドの合意後、コナー・ギャラガーにスペインのクラブへの移籍を決める期限を設定した。

ギャラガーは、エンツォ・マレスカ監督の下では控え選手にとどまると告げられており、新監督はチェルシーでボールを多く持つプレースタイルを好んでいる。

チェルシーはギャラガーに2年間の契約と3年目のオプションの2つのオファーを出している。

最初のオファーはユーロ開幕の4日前にギャラガーがアストン・ヴィラへの移籍を断ったときに出された。もう1つのオファーは最初のオファーと同じもので、チェルシーがアトレティコ・マドリードとの契約に合意する前の今週に出された。

ギャラガーは、クラブの他のミッドフィールダーに提示されている契約期間に合わせて、チェルシーで長期契約を結ぶ用意がある。

チェルシーとの契約に合意できない場合、ギャラガーは引き続きあらゆる選択肢を検討する。

チェルシーは状況解決を目指してギャラガーと面会する予定。彼らは彼がアカデミー出身であることを認識しているが、彼が何をしたいのか理解したいと考えている。

ラ・リーガのアトレティコは、週末の終わりまでにギャラガーに、移籍したいかどうかを決める時間を与える予定だ。

チェルシーは、彼が契約を満了して来年の夏にフリーで去ることを望んでいない。彼らは、アントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセンが移籍金なしでクラブを去った状況の繰り返しを避けたいのだ。

チェルシーがギャラガーに提示した給与は、同チームのミッドフィールドで最も高い給与を得ている選手に匹敵し、彼がこれまでに受け取った他の給与提示額と匹敵すると考えられている。

ギャラガーは月曜日からコブハムに戻る予定だが、チェルシーのファーストチームの選手たちは水曜日まで米国でのプレシーズンツアーを続ける。

ギャラガーは2022年秋にも新しい契約のオファーを受けたが、レギュラーのスターターになりたいという理由で断った。昨シーズンはレギュラーのスターターとなり、プレミアリーグで37試合に出場して5ゴールを決めた。

7アシストはチェルシーの選手の中で2位。チャンス創出数でも2位、ボール奪取数でもクラブの指標でトップだった。

チェルシーは今夏、アストン・ヴィラからの高額オファーを受け入れたが、ギャラガーはヴィラ・パークへの移籍を拒否し、スタンフォード・ブリッジに留まることを決めた。スパーズはギャラガーに引き続き関心を示している。

チェルシーはプレミアリーグのライバルチームではなく、海外のクラブに彼を売却したいと考えている。