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日本、スペインに0-3完敗…56年ぶりメダルならず。バルサ所属21歳にしてやられる。エース細谷真大の得点取り消しが響く【パリ五輪】

  • 天使の翼 2024/08/03 01:45
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大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間8月2日、パリ五輪の準々決勝でU-23スペイン代表と対戦した。


 システムは中盤が逆三角形の4-3-3。GKは小久保玲央ブライアン、4バックは右から関根大輝、高井幸大、木村誠二、大畑歩夢、アンカーは藤田譲瑠チマ、インサイドハーフは山本理仁と三戸舜介、3トップは右から山田楓喜、細谷真大、斉藤光毅が入った。


 56年ぶりのメダル、準決勝で敗れた東京五輪のリベンジを目ざす日本は鋭い出足を見せるが、11分に今大会初失点。A代表のEURO優勝メンバーでもあるフェルミン・ロペスに、小久保の手を弾く強烈なシュートを叩き込まれた。


 ビハインドを負い、反撃に出るなか、32分に山本が上手く裏を取り、ペナルティエリア右を攻略。触れば1点というようなクロスを送り込むも、得点には繋げられない。


 迎えた40分、藤田からペナルティエリア内で縦パスを受けた細谷が、強靭なフィジカルを活かした反転から鮮やかにフィニッシュ。同点に追いついたと思われたが、かなり際どいオフサイドの判定でエースの2戦連発弾は取り消しとなる。


 細谷はさらに、45+7分に山田のFKからヘディングシュートを放つが、惜しくもポストを叩く。


 0-1で折り返すと、後半の頭に山田に代え、藤尾翔太を投入する。ただ、依然として状況を打開できず、思うようにチャンスを作れないまま時間が経過していく。


 69分には直前にピッチに入った佐藤恵允がゴール前の好位置でFKを獲得。山本が鋭いクロスを供給するが、GKアルナウ・テナスに弾き出される。


 追いつけずにいると、73分にバルセロナ所属の21歳フェルミンに、今度は右足でのシュートで被弾。リードを2点に広げられる。


 81分には上手く相手を吹き飛ばした細谷が決定機を迎えるが、モノにできない。


 1点が遠い大岩ジャパンはその後、86分にCKからアベル・ルイスに押し込まれ、結局0-3でスペインに完敗。パリ五輪敗退となり、ここで夢が潰えた。

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